新瑞橋校のブログ
2020/10/01
名古屋市瑞穂区・南区・天白区の皆様
こんにちは
個別指導塾 ナビ個別指導学院
新瑞橋校でございます。
今日は 中秋の名月です。・・が
満月とは限らないようで
満月は 明日10月2日 午前6時5分 だとか・・・
今夜は 天気よく
この辺りは 鮮明に 観月できるようです。
教室長の 木村 でございます。
ひさしぶりに・・・・
心に浮かぶ よしなしごとを
(初めての方は ??? ですよね、
・・・私の創作コーナーです)
少しひんやりとした風にススキが揺れる静かな夕刻、
月は煌々と辺りを照らしている。
今日は中秋の名月だ。
「いい月だ、
そう一人呟くと また ずっと空を見ている。
いつまでも こうして 月をみていたい・・・・。
右手で くっと掴んで 家に持って帰りたい・・・
男は そんな衝動にかられた。
長く伸びた不精髭が風に揺らめく
鈴虫がどこかで鳴いている。
すると 突然 おぶっていた 子が ぐずり出した
「おおっ どうした よしよし」
肩越しに振り向くと
子ども の右手が 猫招きのように 動くのが見えた。
耳を劈 (つんざ) く 泣き声が 響き渡った。
・・・・・・そうか
「名月や 名月や 泣く子欲しがる・・・
名月を よこせと 泣く子・・・・」
なにやらブツブツ 言い始めた。
「名月を・・・せがむ・・ とってくれ
名月を とってくれろ・・・泣く子ども」
男は 再び 月を きっと 見直すと
名月を とってくれろと 泣く子ども
男は そう嘯くと 黙って首を立てに動かした。
ススキが 揺らめいた。
穂の先が 月の光で キラキラ光っている。
男の耳元が 寝息を 感じた
いつの間にか 背中の子 は 静かに眠っていた。
鈴虫が まだ 鳴いていた。
一茶は この時 二人目の 奥さんらしく
悲しいことに背中の女の子は 夭折してしまいます。
波乱万丈の 人生は 公開される予定でなかった日記が
赤裸々に語っています。
あの名句は こんな風に 創られたのかなと・・・
私の 想像です。
綴ってみて やはり
素直なこころ・・・何事も大事だなと・・・
今日と明日は
心に余裕を持ち 空を見上げてみたいと思います。
皆様も ぜひ
テストが 近い、特に 受験生諸君 エネルギー充電を・・・ね。