有松校のブログ

空間認識力

2020/07/09

緑区で塾をお探しの皆さん、こんにちは!
ナビ個別指導学院有松校です。

集団の私立中学受験コースの6年生が、先週と今週の算数で「立体と投影図」「立体の切断」を学びました。
これらの単元は、単純なようで意外と差がつく単元です。
テキストの問題や入試の問題の中で、立体が平面に書かれているのでイメージしづらく、苦手と感じやすいのですね。
仕組み、理屈は結構単純なのですが、体積の公式のように暗記するものではなく、
ちゃんと立体として認識できるか、「空間認識力」が重要なのです。

理解するのに1番の方法、それは実際に試してみることです。
「立体の切断」なら、豆腐や杏仁豆腐を使って、実際に切断してみましょう。
切り口がどのようになっているか、切断面がどのように移動できるか、一目瞭然です。
いろいろなパターンで試してみるうちに、仕組みが自ずと見えてくるようになります。
親子のコミュニケーションもとりやすくなりますし、余った食材をどのように活用するかも一緒に考えてみると、
楽しんで学習することができると思いますよ!

なお、消しゴムでやろうとする生徒さんがいますが、小さくて分かりづらく、
また使い物にならない消しゴムが大量に出てしまうので、あまりお勧めできません。

「立体と投影図」の積み木の問題も入試で時々見かける内容です。
これも実際に立方体の積み木などで試してみるとわかりやすいと思います。
昔は「さいころキャラメル」などがありましたね・・・

ちなみに「平面図形の移動」も同様に試してみることがお勧めです。
小学生は、やはり目で見て確かめることが、理解の早道です。

もちろん、いろいろ試した後は、必ず問題を解いて確認しましょう。
実際の入試では、実際に試すことができません。
自分の頭の中でイメージしなければなりません。
ただ、その考え方はやはり実際に試した経験が大きな影響を及ぼします。

先週今週とやや苦戦した皆さん、ぜひ夏休みに試してみてください!

有松校トップへ戻る

PageTop