緑区で塾をお探しのみなさま、こんにちは!
明倫・ナビ有松校です。
「山に登って帰って来るのに、5時間10分かかりました。
行きは2時間50分かかりました。
帰りにかかった時間は何時間何分ですか」
という小学校の問題で、
「3時間」と答える子どもがかなりいるそうです。
510-250=260
260=2時間60分=3時間
と計算しているのです。
これを慶應義塾大学の今井むつみ教授は、
「計算のために、時間を分に直さないといけないことも、
1時間=60分ということも知っているが、
文章題になると、その知識が働かなくなっている」
と分析し、
知識というと、知っているかいないか、覚えているかいないかに二分して考えがちですが、
生きた知識と言えるのは、いろんな場面で自由に使えるものだと言います。
では、「生きた知識」にするためにはどうするのか?
「同じことを何度も何度も繰り返し、記憶の痕跡を強くしていく」
とのこと。
結局、そういうことか...ということですが、
ちょこちょこっと間違い直しをして、
同じ問題を後日やり直さない生徒が実際いますね。
過去問に取り組む受験生は「わかった!」の後に「できるまで練習」ができるかが大事です。
「できるまで練習」の方法がわからなければ是非質問にきてください!