知多校のブログ
2022/09/13
知多市、東海市のみなさん、こんにちは!
ナビ個別指導学院知多校です。
本日は前回に引き続き、内申点アップ、その方法をお伝えいたします!
簡単に言えば「意欲・関心・態度」です。
それを聞いてパッと皆さんが思いつくのは「挙手」でしょう。
授業中の挙手が苦手な子、いませんか?
そんな子にアドバイス。まずは「生活ノート」を使うこと。
学校で毎日担任の先生に提出する、
「生活ノート(生徒が書く生活日誌のようなもの。学校によって名称は違います)」に、
「手を挙げる」ということを文章にさせてあげるのです。
授業で挙手をする、それ自体が先生とのコミュニケーションです。
その為にまずは文字でのコミュニケーションをとる。
「私はなかなか授業で手を挙げられないけれど、社会が得意なので、
社会の時間に手を挙げてみようと思います」など。
担任の先生の担当科目が社会ではなくても大丈夫です。
こういう話は職員室で共有されることが多く、
担任の先生が社会の先生に、「こんなふうに書いていますよ」と言ったりします。
すると、社会の先生が次の授業で、その子が答えやすいような質問を工夫してくれるのです。
そのうえで挙手ができれば、間違いなく前進ですよね。
職員室全体が、その子を応援するムードになるのです。
先生は(よほどひねくれている先生でない限り)必ず応援してくれます。
他にも大事なのは、調査書(内申書)の「行動の記録」です。
「行動の記録」とは、
「基本的な生活習慣」「自主・自律」「思いやり・協力」といった10項目からなっており、
通知表には記入されませんが、学校側の内部資料と調査書(内申書)に記入されるものです。
この内部資料や調査書には、テストの点数を記入する欄はないのに、
評定(内申点)や「行動の記録」を記入する欄があることから考えても、
その子の「人間性」を見られていることがわかります。
実際にあった話で、
「運動ができないあの子の体育が5で、運動ができるうちの子が3なんて!
えこひいきだ!納得がいかない」と先生にクレームをつけた保護者がいたそうです。
でも、体育では身体能力の高さだけを評価するわけではありません。
保健体育の先生用の学習評価に関する参考資料には、
「仲間に教えてあげたり、仲間に聞いたりすることを評価する」と、基準がしっかり書いてあります。
運動能力の高い子は、体育の授業でいちばん高い跳び箱を跳べればいいのではなく、
どうしたら高く跳べるのか仲間に教えてあげる。
逆に運動能力の低い子は、どうしたらもっと高く跳べるのかを仲間に質問する。
仲間同士が学び合う姿、協調性を先生は評価しているのです。
このように内申点は結果ではなく、プロセスを評価するものです。
内申点がアップするということは、子どもの「基本的な学ぶための姿勢」が改まり、
自ずと親にとって望ましい態度にみるみる変わっていきます。
どんな時期からでも、この学ぶ姿勢を身につければ、
子どもの"ベスト"な状態まで伸ばすことができるのです。
このブログから何かを感じ取っていただけたら、なんておこがましいですが、
お子さまに何か少しでも変化があればそれほど喜ばしいことはございません。
参考にしていただけたら幸いです。