藤が丘校のブログ
2020/12/12
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、ナビ個別指導学院藤が丘校です。
前回の記事で、漠然と宿題に取り組んでいるだけでは成績は上がらない、という話をしました。
今回はその続きです。
そもそも何故、間違えた問題はやり直しをしないといけないのでしょう。
一度解いただけでは出来るようにならないから? そうですね。
次に同じ問題が出たときに確実に得点できるようになるため? それもあります。
実際、数字設定等、微妙に違う問題を考慮に入れれば、そこそこの回数似たような問題には出合うでしょう。
それだけでも一度間違えた問題を出来るようにしておく意義はありそうです。
ところで、しっかり成績が上がっている生徒は+αの直しをしている、という話をしました。
ここでいう+αというのは、間違っていなかった問題でも考え方やポイントをチェックする、という意味です。
では、正解していた問題の考え方を整理するのは何故でしょうか。
答えは簡単で、「一度見たことのある問題にだけ対応できても意味がない」からです。
中学校の勉強の多くはパターン学習でこなすことができます。それは事実です。
一方で、入試問題の多くはここ数年で「思考力問題」を増やしてきています。
この思考力問題というのは、簡単に言えば、「持っている知識を武器にその場で考える問題」です。
その性質上、一度見たことのある問題に分類できるものは少ないと言わざるを得ません。
本番で初めてそういった問題に出会えば、誰だって戸惑います。
だからこそ、練習のうちにあらゆる可能性を考慮する。
知識は蓄えただけでは埃をかぶってしまいますから、その扱い方を熟知しなければならないわけですね。
そういう視点であと一問の直しに取り組みましょう。