藤が丘校のブログ

量と質のバランス。③

2021/10/03

名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。

清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、ナビ個別指導学院藤が丘校です。

 

前回・前々回の続きです。勉強の量と質を縦軸・横軸で整理している途中でした。

①勉強量も多く、質もよい。

②勉強量は多いが、質はよくない。

③勉強量は少ないが、質はよい。

④勉強量が少なく、質もよくない。

 

今回は④のタイプについてみていきます。

読んで字のごとく、どっちも足りていない状態ですよね。

実際、ガイダンスなどでお話させていただくと、一番よくお会いするのがこのタイプです。

 

ただし、実際にお会いする生徒さんは、文面からイメージされる生徒像とは少しズレがあると思います。

勉強の量も足りていないし、やり方も悪い、と言われると、不真面目・勉強嫌いな生徒をイメージされる方が多いでしょう。

実際、そういう生徒さんがいらっしゃることがあるのも事実です。

 

ところが、実際に教室でお会いしてお話すると、このタイプの生徒さんの多くは、勉強を頑張りたいと思っている方であることがわかります。

つまり、「勉強のやり方がわからない」ために上手く取り組めていない、という例は、保護者の方が思っている以上に多いのです。

やり方が分からないから勉強に取り組めない。取り組めないからできなくなる、という負のループに入ってしまっているわけです。

 

学校で出される宿題が変わったことが原因の一つではないか、と思います。

藤が丘校近隣の小学校でも、日々の宿題は「自学」という名目で何かに取り組むこと、というところが多いです。

生徒に聞いたところ、変な話、その日あったことを日記として書いて提出する、というものでもOKだそうです。

 

本来小学生のうちに身に付けておくべき勉強の仕方・復習の仕方が、中々習得しづらい現状があるわけです。

 

④のタイプに関しては、何よりも先に「正しい勉強の仕方」を身に付けてもらう必要がありますね。

 

質だけでも量だけでも良くありませんが、正しい型が身についていないと、そのどちらも追求することすらできない。

正しいやり方を身に付けるには、2学期は過ごしやすく良い時期です。

このタイミングで取り組みを見直してみましょう。

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