藤が丘校のブログ

中1の英語は難しい。

2022/10/16

名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。

清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、ナビ個別指導学院藤が丘校です。

 

2学期の中間テストを終えた中学校が増えてきたためか、

10月に入って中学1年生の方からご相談を受ける機会が明らかに増えました。

 

実際に教室にお越しいただいた方とお話をしていると、中1の今の時期、苦手科目には必ず英語が挙がります。

一昔前だと、今の時期の苦手は数学がメインで、英語はまだ大丈夫、と答えられる方が多かったように思います。

目に見えて増えたと感じるのは現在の教科書にかわってからなので、中1の英語ギャップはやはり相当根深いようです。

(2年生も同様に英語が苦手な方が増えているように感じます) 

 

彼らが英語に苦労する理由は、現在のニューホライズンの教科書を見ればすぐにわかります。

中1のUnit1~Unit5まで(ちょうど今回の中間テストの範囲と合致する辺り)を、

現在のニューホライズンは「小学校の復習」と位置付けています。

つまり、「小学校で学習した内容を文法的に整理・理解する」というのが1学期の学習目標のようです。

 

ところが、残念ながら5・6年生で学んだ英語の大部分を子どもたちは忘れてしまっています。

より正確に言えば、修得が必要なものだったという理解がないまま小学校での学習を終えてしまいました。

実際に生徒・保護者の方から話を聞いていても、小学校の英語の授業はアクティビティのような形式が多く、

「単語を書けるようにする」とか「英語の文章を書けるようにする」という練習はあまり重要視されていないようです。

 

旧教科書では、中1の英語はアルファベットやローマ字(ヘボン式)から始まりました。

それは英語という教科は中学校で初めて学習するもの、というスタンスだったからです。

 

それが現在の教科書では、「気穂天気なことは既に学び終えているもの」として扱われています。

子供たちはUnit1の最初からbe動詞と一般動詞の使い分けを要求され、同じUnitには助動詞のcanまでが登場します。

小学校で正しく定着させられなかった場合、このスタートは絶望的といってよいでしょう。

 

そして、校舎に実際にお越しになる方々のお話を伺うと、小学校のうちにそれらの内容が定着しなかった、

という方の数は決して少なくないように感じます。

本格的に英語嫌いになってしまう前に、何かしら手を打ってあげられると良いですね。


ナビ個別指導学院藤が丘校では、2学期ここから頑張ろう!という方を募集しています。

定期テストの結果や日々の学習のノートなどお持ちいただければ、結果分析や学習相談も承ります。

お問い合わせはHP上、または0120-941-967までお願いします。

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