藤が丘校のブログ
2022/11/20
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、ナビ個別指導学院藤が丘校です。
社会の授業をしている時によくお話するのが、「流れを意識しよう」ということです。
歴史にしろ地理にしろ、物事の多くには基本的に原因・理由があり、
往々にしてその結果だけを学ぶ勉強はすごくつまらない。
一問一答で用語だけ闇雲に覚えるよりも、前後の文脈を意識しよう、ということですね。
この「つながりを意識する」という考え方は、社会に限らずすべての科目に言えるでしょう。
例えば数学。
中1では文字式や方程式を解いていくことになります。
文字式や方程式の考え方の土台になっているのは、小学校で学習した速さ・比・割合の考え方です。
中2では連立方程式、中3では二次方程式が出てきますから、やっぱり勉強はつながっています。
例えば英語。
小学校の学習内容を文法的に理解しよう、というのが中1の英語の教科書の冒頭です。
中2・中3でも新しい文法は当然習いますが、土台になるルールは小学校の頃から変わっていません。
0から新しいものを覚えるよりも、既にある1をベースに広げていく方が理解しやすいはずですが、
つながりが意識できないと、日々の学習の多くが0からのスタートになってしまいます。
それでは効率も悪いし、なかなか生きた知識になっていかない。
子供たちが変なところで苦労しなくても良いように、昔と今とこれからを上手くつなげてあげることが
教える側の仕事ではないか?と考えています。
ちょうど定期テストが終わった中学校が多いようです。
学習内容を理解につなげるには良い時期ですね。
既習内容を振り返りながら、是非理解を深める冬にしてください。