藤が丘校のブログ

登る山を決める。

2024/08/25

名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。

清水家藤が丘店3Fにある学習塾、ナビ個別指導学院藤が丘校です。 

 

突然ですが、皆さん登山をしたことはありますか。

自分は出身が四国なので、学生時代に結構山に登りました。

日本百名山に数えられる石鎚山なんかにも登ったことがあります。

 

実際にやってみるとつくづく思いますが、

登山というのは大変な労力を要します。

準備は大変だし、虫には刺されるし、転んでけがをすることもあります。

翌日は疲労でまともに動けず、その割に得られるものは少ない。

山頂からの雄大な景色と、少しばかりの満足感くらいです。

 

山登りをしない人からすると、

雄大な景色が目的ならそういう写真を見ればよい、

と言われてしまうかもしれません。

でも、多くの登山家は自らの足で山に入ります。

 

自分の足でそこまでたどり着くことと、

他の人が成し得たことで満足することの間には、

やはり大きな差があります。

 

登山を他のレジャーや、スポーツと置き換えても良いでしょう。

例えば旅行が好きな方であれば、

準備がどれだけ大変で、日々の仕事や学業に疲れがあっても、

やはりタイミングが合えば旅に出るでしょう。

旅行番組を見て無聊の慰めとすることはできても、

だから自分が旅行しなくてもよい、とはならないはずです。

 

準備がどれだけ大変でも、とても疲れることがわかっていても、

我々は旅に出るし、山にも登るわけです。

 

では、皆さんにとって、登るべき山とは何でしょうか。

見たい景色、と置き換えても良いかもしれませんね。

「こうしたい」「こうなりたい」という目標です。

 

日々の学業をベースに考えるのであれば、

やはりそれは「テストの点数」であったり、

「志望校」であったりすると思います。

道中に負傷する危険性は登山よりは少ないでしょうが、

目指すところまで到達しようとすれば、

準備は大変だし疲れもしますね。

 

そして、登山と同様、

他の誰かが自分の代わりに頑張ってくれる、

というわけにはいきません。

他の人の結果が良かった、志望校に合格した、

という事実(=山頂からの写真)があったとして、

皆さんがそれで満足できるなら別ですが。

 

やはり最後は皆さんが自分で頑張る必要があるわけです。

その時に、自分で決めた目標でないと、やはり覚悟は揺らぎます。

何より、自分で決めた目標でなければ、

「今の自分では難しい目標」になってしまったり、

逆に「今の自分には簡単すぎる目標」になってしまうこともあります。

 

また、「もっと高い山が他にある」とか、

「こんな山簡単に登る人がたくさんいる」とか、

そういうことは全て横に置いてしまって、

「自分が登るべき山はどこか?」をきちんと考えなければなりません。

 

そうやって自分と向き合い続けて、

自然とできることが増えていくことを「成長」と言います。

まもなく夏休みも終わります。

この山を越えたら、次はどの山に登りましょう。

しっかり考えて、「成長」していきたいですね。

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