藤が丘校のブログ
2024/12/01
名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。
清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、ナビ個別指導学院藤が丘校です。
自分で深く考える、という経験を子どもたちにはさせたいと常々思っています。
なにごとも、教わっただけの知識で終わらずに、生きた知識にして欲しい。
①疑問を持ち、
②自分なりの仮説を立て、
③それを検証する。
というステップを自然と踏めるようになって欲しい。
もちろん"そうなって欲しい"というだけで出来るようにはなりませんから、
そう育てたいと思っている以上は、そのように導かなければならないわけですね。
ではどうするのか?というと、
②までは頑張らせる、
という以外に無いかな、
というのが私見です。
教わったものを何の疑問もなく受け入れるだけでは成長は無く、
疑問に対してすぐに答えだけ得ようとするのでは、
知識は増えても自ら考える力は身につきません。
ということは、そこまでは頑張っていただかなければなりません。
ただし、子どもたちは発展途上ですから、具体的な検証の手段に乏しい場合がほとんどです。
だから②までは頑張って、③は大人を上手く使おう、というようなお話をします。
つまり、③まで来たら、そこで初めて大人に質問すればよいわけです。
大切なのは、①疑問・②仮説を飛ばして③検証に来ても出来ることは増えない、ということ。
自ら抱いた疑問に対して仮説を立てるからこそ、検証・解決に意味があるのであって、
ただ答えだけ手に入れてもそれは結果でしかありません。
思考には体力が必要です。
無論、我々もただ質問に答えるだけではいけない、ということになります。
疑問の解決には、正しい意味を持たせてあげなければならない。
時にはあえて答えずに、思考を促すことも必要だと思います。
なんとなく教えるだけでは出来るようにならない、と最近よく思います。
難しいですが、何が子どもたちの真の成長に繋がるのか、見失わないようにしなければなりませんね。