犬山校のブログ
2022/10/27
勉強の中には知識としてまずは「暗記」が
必要なものも多くあります。
しかし学年が上がるにつれて覚えるべき量も増え
次第に勉強自体が嫌に・・・
なんてことはよくあります。
今日は「暗記」をする上でのお話です。
★精緻化
読み方は「せいちか」です。
精緻という言葉自体の意味は「非常に詳しく細かいこと」
とあります。
認知心理学ではこの言葉を使い、効率的な記憶のための
考え方や方法を指して「精緻化」と呼んでいるそうです。
分かりやすく言うと、
与えられた情報をそのままの形ではなく、
個人的な新しい意味付けをしてから覚える方法ということです。
個人的な新しい意味付けとは覚える際に何かに気付くことが
具体例として挙げられます。
例えば、❝import❞という単語を覚える際に
「im-は『中へ』という意味でportが『運ぶ』だから『
ということに気付きながら覚えることです。
他にも「徳川15代将軍の名前には4人以外は『家』がつく!」
と気付くこともまた「精緻化」です。
このようにただ言葉や形を記憶するのではなく、
クイズのように共通する点や自分なりの気づきを見つけながら
覚えることで「精緻化」された暗記が出来るようになります。
「自分で気付く」ということがポイントなので少し難しく、
時間はかかるかもしれませんがやってみて下さい。
慣れるときっと暗記も楽しくなりますよ!