刈谷西校のブログ

勉強時間は、長くないといけないと思ってない?

2020/02/21

愛知県刈谷市、安城市、知立市で塾をお探しのみなさま、こんにちは!
自分でできた!に導く個別授業の学習塾「ナビ個別指導学院刈谷西校」です。

「1時間でいいから集中して勉強してほしい」
そんな悩みをもつ保護者様も多いと思います。

ところが、子どもが1時間通して勉強するよりも、
「短時間で休憩をはさんだ方が学習効率が高い」
という実験結果があるそうです。
しかも勉強意欲も高まるとのこと。
ベネッセと東京大学の共同研究によって
明らかにされました。

調査方法は、中学1年生を対象として、
習っていない英単語を覚えてもらうというものですが、
あるグループは60分かけて学習、別のグループは休憩を
はさみながら15分の学習を3回行ったそうです。
その日のテストでは、60分通して学習したグループの方が
回答率の伸びが良い結果が出たとのことです。

■長期的な記憶には小刻み学習

ところが、翌日に同じテストをしてみると、
15分を3回学習したグループの方が
回答率の伸びが良くなりました。
しかも、1週間後のテストでも同じ傾向が見られたそうです。

つまり長期記憶には、小さく休憩を入れて、
学んだことを定着させる「小刻み学習」の方が効果的!

もちろん、すべての子どもにあてはまるわけではないようです。
1つのことをじっくりと取り組みたい「研究者」タイプの子どもは、
きりのいいところまで学習しないと本人が納得出来ない
ということもあると思います。

しかし、勉強が好きではない子どもへの声かけには有効かもしれません。
つまり「7時から8時まで勉強しなさい」と言われると
やる気も出てこないが「15分だけやってみよう」と声かけができますね。
15分ならハードルも低いため、「そのくらいなら」と
子どもも素直になってもらえるのではないでしょうか。
ちょっとしたスキマ時間も活用出来る。

■ポイントは欲張らず、細く長く続けること

小刻みに学習することは、成功体験の積み重ねになります。
決められた15分を集中して学習出来たということは、
1時間だらだら学習するよりもよっぽど達成感を得られ、
学習内容も忘れにくいという結果が出たのです。
これは画期的なことですよね。

学習を始めて15分になったら、割り切って休憩を入れること。
その結果休憩は学習意欲を維持し、脳の疲れをリセットする効果も。
また、「もう少しやりたい」という気持ちこそが
勉強を好きになる原動力にもなると思います。

しかし、この学習法で気をつけなければいけないのは、
ついつい大人側が「欲張ってしまう」ことです。
せっかく15分集中したのだから、もう少しこのまま学習させようと、
どんどん時間を延長させてしまう。
そうなると子どもも「またか」とうんざりして、勉強が嫌になる可能性も。

本物の学習とは、集中力をいかに長く維持するかではないのです。
できないことを、できるようにする。
そのためには、反復学習をしてもらわなければなりません。
勉強嫌いの子どもには、まずは1日15分だけ勉強させてみましょう。
「物足りない」と思ってくれればしめたもの。
学習は、細くても長く続けることが成功のポイントなのです。

ナビ個別指導学院の授業は、ナビスタ!という
テキストを使って行われます。
このナビスタは、単元を最小単位に細分化しています。
1つのまとまりにかかる時間は約20分。
小刻みに演習と解説を繰り返します。

学習するのにハードルを上げすぎない。
楽しく勉強することが、第一歩だと思いませんか?
ぜひ、ナビ個別指導学院で楽しく勉強しましょう!

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