豊橋市、豊川市のみなさん、こんにちは。
ナビ個別指導学院向山校です。
今日は、教科書改訂の内容について、今一度、触れておきたいと思います。
今年度より、「小学校の教科書が改訂」されました。
小学校の教科書改訂での大きなポイントは、小学5・6年生での「英語の教科化」です。
3・4年生の外国語活動では年間35単位時間、5・6年生では年間70単位時間と4年間で210単位時間、英語の授業数が増加します。
内容も、例えば、小学6年生の教科書には、
「can」をつかった英文や「一般動詞の過去形」を用いた英文が登場します。
現在の中1の皆さんが2学期の終わりから3学期にかけて学習する範囲ですね。
そして、目が離せないのが英単語!小学校で扱われる語数は 600~700語程度
現行、中学3年間で1200語、授業は3年間で420単位時間という点から考えると、
小学生は、今の中学生とほぼ同じ量の単語を覚えていくことになります。
来年度は、「中学校の教科書が改訂」されます。
道徳以外の教科でページ数が増加し、現行より約8%増加
英語に関して、中学校で扱われる語数は
現行1200程度 ⇒ 改訂後1600~1800語程度
と増加します。そして、中学校は、現行と改訂後で授業時間数の変化なし。
つまり、今と同じ授業時間数で、増加後の教科書の内容を学習することになります。
学校の授業では、アクティブラーニングを意識して対話型の授業も増えることなどからも、
「覚えることは自分で」と、知識を定着させる勉強は学校以外の場所に、
より委ねられるようになりそうです。
今回は主に英語についての話をしましたが、
もちろん、他の教科でも内容の変更が出てきます。
小学生の方は、早目に中学校への準備を進めていく必要がありますね。
現在の中学1・2年生も、教科書改訂により来年度から授業内容が濃くなります。
今のうちに、現学年で習った内容はしっかり身に付けておきましょう!
最近お問い合わせいただいた方や塾生の保護者の方からも、
教科書改訂についてご質問いただく機会も増えてまいりました。
中学準備は、"今まで"の感覚以上に早目にしていく方が安心ですね。
ナビで、その準備をしっかり行いましょう!