岡崎西校のブログ
2021/11/23
「学習性無力感」という言葉を知っていますか?
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例えば、算数でわからない問題に直面した時、
・とりあえず何か書いてみる子
・手が止まったままの子
に分かれると思います。
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分岐点は、
「学習性無力感」によるものです。
学習性無力感とは、
過去に何度も頑張って考えたけど間違えたり、
苦労して出した答えを馬鹿にされて傷ついたりして、
「どうせできないし」「書いても間違うじゃん」
「合ってない答えなんか意味ないじゃん」と思い、
確実にあっているという自信がないと、難問に
一切チャレンジしなくなってしまう感情のことを言います。
劣等感の積み重ねともいえますね。
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他にも、
「頑張ってダイエットしたけど痩せなかった」
「自分なりに掃除したのに文句を言われた」
「映える写真が撮れたのにいいねが来なかった」
など、小さな心の傷から発生するのが学習性無力感です。
皆さんも覚えがあるのではないでしょうか?
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何度も「間違えている」「なんでわからないの」
「さっき言ったのに」「これも✕じゃん」と言われるだけで、
無力感を与えることになります。つまり、
本人の持つ伸びしろや可能性を、削ってしまうという事です。
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だからこそナビでは『褒める』を軸にして
授業を行っています。おうちでもたくさん褒めてあげましょう!
合っていなくても、正解じゃなくても、「いいとこまで行けたね!」
「惜しい~!ほぼ正解!」「解くの早くなったんじゃない?」
「〇ヵ月前は何も書けなかったところなのに頑張ったね!」
など、労いも効果大ですよ!