大曽根校のブログ

どうなる?大学入学共通テスト

2019/12/18

名古屋市北区、東区のみなさん こんにちは
ナビ個別指導学院大曽根校の谷口です。



昨日ついに「大学入学共通テスト」における
国語数学の記述式についても延期することが
発表されました。

受験生は、本当に不安だと思います。
早く決まって、すっきりする事を祈るとともに
情報を早く収集し、早く対応できるように
我々もがんばっていきますね!


これで、英語の民間試験、国語数学の記述式と
今回の改革の目玉だった二つが延期になりました。

それじゃあ結局これまでと同じなのか?
というとそうではありません。
31年間も続いていたセンター試験をやめてまで
導入するわけですから新たな方向性が有る訳です。


現行のテストでは、僅かな点差で合否が決まる
一発勝負の為、知識偏重である。
という問題提起から、大学入試改革にむけて
議論がなされてきました。

選考方式としては
複数回挑戦できる仕組みや高校での学習到達度テストを
導入しての点数ではなく段階評価など

考えとしては分かるのですが実施するとなると・・・
オリンピックの選手選考基準についてのニュースを見ていても
思いますが、中々公平なジャッジ、選考というのは難しいものです。



では、出題内容の変化は?というと

文科省からは
『知識・技能』を問うだけでなく
『思考力・判断力・表現力』を問う問題
また、『多面的、総合的に受験生を評価できるように』
と、発表されています。


例えば
英語では設問がすべて英語になる見込みです。
単語量も増加しています。
知識も必要ですし、英語の読解力も求められます。

国語では
書類などの実用文からの出題
プレテストでは、契約書や部活動規約などから
出題されました。どの部分が大切かという
読解力と判断力が問われる問題です。

理科社会では、複合分野の出題が増加

また、全科目でゼロマークといわれる出題形式が
これは、選択問題で
「正しい選択肢をすべて選べ。正しいものがなければゼロをマークせよ」
というものです。

これは、中学入試ではお馴染みの出題方式で
高校入試や定期テストでも増えるかもしれません。
(個人的には、正解以外は全て一括りで不正解というのが
どうなのか?と、思うのですが・・・)



全体的に見て
広範囲にわたる複合的な知識や
読解力と判断し考える力が問われるという印象です。

これらは
一朝一夕で身につくものではありません。

大事なのは、普段から「なぜ」と考える力を鍛えることです。


普段の授業から繰り返し伝えている


答えだけで終わらず
いつも「なぜ」と考える
勉強方法です。

実践していきましょう!!

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