大曽根校のブログ
2020/03/11
名古屋市北区、東区のみなさん こんにちは
ナビ個別指導学院大曽根校の谷口です。
公立高校の入試が終わりました。
塾として、早速入試問題の分析に
入っているのですが、、、
理科の第1問をみて、「あっ」と、
思わず声が出ました。
顕微鏡の各部品の名称と
使い方の注意点などを問う問題だったのですが
なぜ、声が出たかというと
中学1年生の1回目の授業で習う内容だったからです。
ついこないだ、4月の最初に習う内容で
ポイント解説を準備したばっかりだったので
その内容が、そのまま出ているので驚きました。
中学1年生の中間テストの時なら
恐らくほとんどの生徒が楽勝で解ける問題です。
ただ、顕微鏡について
この後、もう一度授業で習うことはありません。
講習会や入試委対策など復習の授業で触れることは
ありますが、学校の授業や通常授業では
ほとんど扱いません。
その内容が、約3年後の入試問題の第1問で出題されるわけです。
受験生の「何だったっけ~」という苦悶の表情が
思い浮かび声が出てしまいました。
これは、「できる・できない」という問題ではなく
「覚えているか・忘れてしまったか」という問題です。
二度目の授業はない、だからこそ
繰り返しや復習が大切なのです。
逆に言えば、覚えていれば点数が取れてしまう
とてもお得な問題なのです。
あれこれ難問や新しいことにトライするより
繰り返しの反復ややり直しすることが
効率の良い勉強なのです。
中3の夏休みが終わるまでは
繰り返し、やり直しの質と量が明暗を分けます。
がんばっていきましょう!