三郷駅前校のブログ
2024/06/11
6月10日は「時の記念日」でした。
普段、あまり馴染みのない記念日ですが、幼稚園に通う娘が、「時の記念日」の時期に合わせて「とけいのうた」を習うらしく、♪コチコチカッチン♪ と舌ったらずに歌っているのを聞いて「あ~、そう3いえば。」と思いだす次第です。
(余談ですが、幼稚園や保育園は季節の行事を大事にするので、子供の言動や持ち帰る工作で「そういえば」と思いだすことも多いです。幼児のパパあるある?)
さて、どうして6月10日が時の記念日かと言うと、東京天文台と生活改善同盟会が1920年に、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と、天智天皇の10年(671年)4月25日、漏刻と鐘鼓によって初めて時を知らせたという『日本書紀』の記事にもとづき、その日を太陽暦に換算して、定められました。
この「漏刻」とは水時計のことで、天智天皇が祀られている「近江神宮」には、江戸時代の文献などを参考に制作された「漏刻」があります。(天智天皇が製作させたという「漏刻」は残念ながら、どんなものであったか記述が残っていないそうです。)
この天智天皇が漏刻で国民に時を知らせ始めたことにちなんで、近江神宮には時計や時間に関する建物や行事がたくさんあります。時計の博物館や、境内には日時計や、有名時計会社から奉納された古代中国の火時計などもあります。また、6月10日には「漏刻祭」が行われていたり、なんと、時計の専門学校まであります。
その他、近江神宮と言えば「百人一首」の大会が行われることでも有名ですが、これは、百人一首の一番最初が天智天皇の歌であることからだそうです。
近江神宮は、勿論、天智天皇がひらいた大津京・・・滋賀県大津市にあります。
機会があれば、是非おとずれてみてはいかがでしょうか?
遅刻や寝坊をしなくなる・・・かも??