いきなりですが問題です!!
たろう君のお母さんには4人の子どもがいます。
1番上の子は一郎。
2番目の子は二郎。
3番目の子は三郎と名付けました。
では4番目の子はどんな名前でしょう?
答えは「四郎」...ではなく「たろう」でした!
答えは問題の1行目に堂々と書いてあります。これに気づければ答えは考えなくても自然に出てきます。
文章問題が苦手な人の大半は「文章読んでもよく分からない」とよく言いますが、「文章を流し見ているだけで、考えながら読んでいない」だけなのです。
今日はそんな国語の文章問題を解くときのポイントを紹介していきます。
①先に本文を読む
文章問題になると、問題を見て傍線部分の前後だけを読んで答えを探そうとする生徒がいますが、それでは文章を読む力もなくなりますし、間違ったところを書いてしまう可能性があります。
まずは本文をよく読み、話を理解した上で問題を解いてください。
②本文の接続詞に印をつける
これは①の本文を読んでいる時に一緒にやってほしいことです。
接続詞にもそれぞれ意味があり、前後の文章がどのような関係があるか表してくれます。
ですので本文を読みながら、接続詞が出てきたら印をつけましょう。
③選択肢はすべて読む
選択肢はちゃんと最後まで読めていますか?
すべてを読まないと、正しいと思った選択肢が来ると最後まで読まずに答えを決めつけてしまったり、文章中に出てきた言葉が入っている選択肢を選びがちになります。
選択肢はそれぞれの選択肢の表現の違いを見つけ、本文と矛盾していないかしっかり見極める必要があります。
④記述問題を空欄にしない
文字を書くのが嫌だから、どこをどう書けばいいのか分からないから、と書かずに提出してしまうのはとてももったいないことです。すべて合っていなくても場合によっては部分点をもらえたり、自分がどこまで本文を理解できていたのかの目安にもなります。
間違っていることを書いたからと言って点数をマイナスにされることはありませんので、とにかく「書く」という癖をつけましょう。
科目の中でも国語は唯一文章中に答えが書かれています。
しかし学年が上がるにつれ、直接的な表現ではなくなっていきます。
また、あえてすべては書かず読者に読み取ってもらう書き方をされているものもあります。
なので「感情を表す表現や例え」を語句として覚えていくこと、「何を伝えたいのか、文章の要旨をつかむこと」が文章問題を解くための鍵になります。
たくさん本を読み、より多くの文章に触れて、文章問題を攻略していきましょう!