天白校のブログ
2021/01/31
いよいよ「大学共通テスト」が行われました。
「おれ、大学受けるか分からない」
「まだまだ先の話だし~」
と、言ってる生徒が多いですが、いやいやいや大学入試について知ることは、とても大事です!
なぜなら来月ある学年末テストも高校入試の問題も、高校のテストも大学入試の傾向に沿って作られます。
つまり、大学入試を知ることでみなさんの授業やテストの傾向も分かるということなのです。
では、日本の教育はどういう方向に進んでいるのでしょうか?
そもそもセンター試験が変わったのは
「知識を問う傾向が強い」という指摘からでした。
覚えること、反復することで身につく知識も大事ですがもっと「考えること、判断すること、表現すること」を
身につけて欲しい、それを測ることができるテストという目標で、改革が進められたのです。
では、どんな問題が出題されたかというと国語では「評論分を授業で学んだ生徒の3つのノート」
から、考えるという思考力を問う問題
社会では、ノー別平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんの有名な「もったいない」という言葉について
3人の高校生発表した考えについて答える問題(資料を含む計2ページほどの発表内容を読み込む)
そして、英語はリスニングの「1回読み」が話題でしたが問題文も倍増していました。
発音やアクセントの単独問題がなくなり長い英文や資料が増えていました。
つまり初めて見る長い文章を早く正確に読む力資料を見て、そこから考えたり判断したりする力が、
問われるということです。
まさに前回の指導要領の改訂の時から言われている「思考力・判断力・表現力」が問われることになっていっています。
もちろん「覚えること、練習すること」がベースですが対応する力を身に付けていかねばなりませんね!
がんばりましょう!
ナビ個別指導学院 天白校