豊明中央校のブログ
2016/11/24
ナビ個別指導学院 豊明中央校です。
テスト期間が始まりました!
調子はいかがですが??
テスト期間や、テスト後よく耳にするのが、
理科や社会をどうやって勉強していけばいいかわからない...
勉強したのに思ったより点数が伸びない...
といった声です。。
確かに理科や社会はどうやって勉強をすればいいのか...難しい教科ではあります。
その理由として、理科や社会は暗記科目だから
という感覚になりやすい教科だからです。
そういった子は同じ問題集をただひたすらに解き続けてテストに挑みます。
ただ勉強時間、努力の割に点数は伸び悩みます。
問題集では完璧なのにどうして点数は取れないのか...
それは言葉の言い換えや違うアプローチに慣れていないからです。
問題には必ずポイントとなる言葉があります。
よく質問に来た生徒に、
問題文にあるこの単語ってどういう意味だっけ?
と質問すると多くの生徒が、
えっと...
と詰まってしまいます。
言葉を本当の意味で理解していなければポイントにも気づけませんし
それを問題に当てはめることもできません。
だからこそ暗記ではなく、思考力が必要となってくるのです。
数学も理科も社会も同じです!
ではそのためにはどうすればいいのか...
① 単語とその意味を自分の言葉でまとめてみましょう。
理科や社会などでは似たような単語がよく出てきます。
例えば苦手が続出する天体の「日周運動」や「年周運動」、「公転」や「自転」など、
意味が紛らわしいものがあるため勘違いがおきやすいです。
「自転」なら地球が地軸を中心に1日かけて一周すること
「公転」なら地球が太陽の周りを1年かけて一周すること
「日周運動」なら天体が東から南を通って西へ動く1日の見かけ上の動き
「年周運動」なら天体が東から南を通って西へ動く1年の見かけ上の動き
このように自分でまとめてみることで自転と公転では周期の違いや何を軸にしているかがよく理解できますし、
日周運動と自転では見かけ上の動きか否かという違いに気づくことができます。
このように意味を記述することでその言葉のポイントが理解できるので
本当の意味で単語を理解することができます。
② 言葉の関係性を表や図にしてみましょう。
ただ闇雲に暗記をしても、いざ初めて見る問題や応用問題がでたときに必要な知識を選ぶことができませんし、
そもそも短期間で多くの知識を覚えることができません。
そのためにも知識を紐付けする、関連付けることが大切になってきます。
例えば、先ほど挙げた天体で言うと、
「日周運動」だと1時間当たり15度ずつ動いていきます。
それはなぜかというと地球が自転で地軸を中心に一日に一周しているからです。
一日=24時間
一周=360度
なので、360度÷24=15度となります。
といったように単純に暗記して1日だと15度?30度?と混乱するよりは
今までの知識を紐付けして、どうしてそうなるか?までまとめることができていれば暗記する量は減っていきますし
またそのように知識を選ぶ練習をすることで応用問題が出た際に知識の選定がスムーズになっていきます。
これが入試にも大切になってくる思考力です。
このように理科や社会は暗記科目...ではありません。
むしろ思考力を磨くにはうってつけの大切な教科になります。
わからないからといってないがしろにしてはいけません。
一度試してみて、わからない場合は先生に質問してみましょう。
講師全員でサポートしていきます。