豊田東校のブログ
2021/07/21
豊田市にお住まいの皆様、こんにちは。ナビ個別指導学院豊田東校です。
梅雨も明け、日差しがまぶしい日々が続いていますね。
今日は、理科の学習にもつながる「日焼け」についてお話しします。
日差しの強い日に、直射日光を長時間浴びていると、次の日肌が黒っぽく焼けていることはありませんか?皆さんの肌の色には、この「日焼け」とよばれる太陽が放つ紫外線の量が関係しているのです。
まず、肌の色はメラニン色素が大きく関わっています。皮膚の表皮の奥には、メラニン色素を生成するメラノサイト細胞があり、紫外線が当たることで、その刺激によりメラノサイトのメラニン合成が活性化されます。そして、強い日差しを浴びると、メラニン合成が活発になり、肌の色が黒くなります。メラニン色素は、単に肌の色を黒くする働きだけではありません。実は、肌の色を濃くする働きで、光の障害から肌の細胞を守る役割を担っているのです。
そして、「日焼け」には二つの種類があります。
一つ目は赤く炎症を起こしている状態の「サンバーン」。二つ目は肌が黒色もしくは褐色に色素沈着して落ち着いた状態の「サンタン」です。前者は皮膚が赤くなり、ひりひりとして痛みを伴います。サンバーンによって作られた化学物質がメラノサイトという褐色細胞に到達し、メラニンという褐色の色素を作り、メラニンが増えると皮膚が褐色になります。
日常とアウトドアのレジャーでは、肌で受ける紫外線の量が大きく異なります。特に、水野中で行うスポーツは水面からの反射光もあるため、普段より強い紫外線にさらされることになります。なので、日常とアウトドアのレジャーではその状況にあった日焼け止めを使用することをお勧めします。SPF値が50以上と高くても、水に触れたり汗をかくと効果が見られないかもしれないのです。
暑い夏を乗り切るために、普段使用している日焼け止めが効果を発揮できるようこの機会にぜひ検討してみてください。
メラニン色素やメラノサイトなど知らない語句が出てきたかと思います。気になった方は、理科の教科書や図書館で調べてみたり、自習室を利用して講師に質問してみると、わくわくしながら学習できるのではないでしょうか。
皆様のご利用お待ちしております。