豊田東校のブログ
2022/01/21
豊田市にお住まいの皆様、こんにちは。
ナビ個別指導学院豊田東校です。
今日は小中高生の皆さんに向けて「答え合わせの仕方」についてお話ししたいと思います。
私が講師として生徒の授業を担当する中で、多くの生徒が自分の回答にマルバツをつけるだけで終わっていることに気付きます。
しかしながら答え合わせは言葉の通り単に自分の回答の正誤を確認するだけでは勉強の効果はほとんど望めません。そのため今回はしっかりとテストの成績として結果の出る答え合わせの仕方についてお話ししていきます。
私は答え合わせは次の3つのステップがあると考えています。
1つ目は自分の回答の正誤を確認する作業です。つまり自分の回答にマルかバツ、もしくはサンカクをつけることですが、これはあくまで作業であり、これを行っているときには全くと言っていいほど頭を使っていません。これでは成績が伸びることはほとんど望めないため、次のステップを必ず行うようにしましょう。
2つ目のステップは自分が間違った答えを書いてしまった理由を考える、確認することです。間違った答えを書いてしまったということは、その答えを出すまでの考え方が間違っていたということです。答えの解説を確認する、または参考書を確認することで、間違えた問題に正解するために必要だった知識、考え方を身に着けるようにしましょう。ただ、ここで解説や参考書を確認しただけではまだ成績があがる勉強をしているとは言えません。そこで最後に3つ目のステップを行うようにしましょう。
3つ目のステップは、1,2のステップを行った次の日にもう一度間違えた問題を解いてみることです。記憶は解説や参考書を読むインプットに加えて、問題を解くなかでその知識を実際に使うアウトプットをすることで強く定着するようになります。まだ問題の解き方を覚えているうちに解きなおすことで確実にその問題を正解できるようになりましょう。
ここまでの1~3のステップを丁寧に繰り返し行うことで確実に出来る問題が増えていき、テストの成績に反映されるようになります。最初は慣れずに苦労すると思いますが、めげずに一緒に頑張りましょう!