豊田北校のブログ
2017/07/27
豊田市の個別指導塾 ナビ個別指導学院
豊田北校でございます。
カッとくる 太陽は ありませんが
ムシッとくる 熱を感じます
豊田市の皆様 こんにちは
こころにうかぶ よしなしごとを
教室長の 木村でございます。
ため息をつきながら M人は 歩いていた。
今さっき ナビ個別指導学院の授業が終わったばかりだ。
早い枠だったので 17時。
夏の日はまだ明るい
遠くにたなびく雲が美しいオレンジを彩っていた。
だか゛M人の家路につく足取りは決して軽やかではなかった。
「わかるんだけどなぁ 教室長の言うこと・・・
『勉強のやる気 の 気 はなくても身体は動くでしょ
やらないかんと わかっているなら 気持ちは
どこか置いてきて良いから とにかく とにかく
自習室へ 来る。 まず 足を運ぶ事 そうすれば
自然と やれるよ』
理屈は 痛いほど わかる・・・
気が湧かない自分に 行ってもなぁ と足を運ぶ気に
なれない・・・素直な気持ちだった。
レンガの石畳の歩道にさしかかった時
落ちている木の葉が目に入った
「えっ 葉っぱに 字が書いてある?? 作り物??」
M人は 近づいて 再度 目を凝らしてみる
それは 側溝の網目の鉄板のふたの模様だった。
ふたの上に葉が乗って 丁度 その部分が 日に焼けて
文字が印刷されているように見えたのだ。
「作り物かと思った・・・ なるほどね
でも 字が書いてあるように見えるなぁ」
感心しながら 思わず呟いた。
いつもは そこらへんに落ちているものなど
目もくれない自分なのに 惹かれて見ている
自分自身に不思議な感じがした。
じっと見ていると
本当に何か書いてあるような気がしてくる
さっき教室長が言ってたことの意味??
「まずはやってみるべし」
そんな風に読取れた。 「よしっ。」
腰をあげ 再び 歩き出す。ひとり苦笑いする
遠くの雲は 更に広がり まばゆい光を放っている。
M人は 「腹減った・・・」
そう呟くと 家路に向かう足取りが
早くなっているのがわかった。