若水校のブログ
2017/02/28
こんにちは!
ナビ個別指導学院若水校 田中です。
「啐啄の機(啐啄同時)」という言葉はご存知でしょうか。
これは、雛鳥が卵から孵る時、
雛が卵の内側から卵をつつく=啐
それと同時に
親鳥が卵の外から卵をつつく=啄
ことによって誕生を促す様をあらわしているそうです。
これは、私たち教育に携わるものの理想の形です。
保護者のみなさまにとってもそうだと思います。
しかし現実はなかなか難しいものです・・・。
結局待っているだけでは殻を打ち破れないことも・・・。
機を逃すなんてこともありますよね。
では、どうすればよいか?
卵の中の雛は自然に育つわけではありません。
まず親鳥が暖めないと殻を破るまで育ちません。
つまり「熱を伝える」ということです。
「認める・褒める・励ます」ことで熱を伝えれば、子どもは新しいことにチャレンジする気持ちになります。
また、殻の中の雛は外の世界を知りません。
子どもも同じです。
勉強の大切さや頑張ることの意義。大人の世界に入ってから痛感することを、子どもはまだ知りません。
「啐啄同時」といいますが、私は大人が多少早めに子どもの殻をつついてあげることは、決して悪いことではないと思います。熱を伝えずにつつくと雛になる前に卵が割れてしまいますが、親が遠慮せずに思いを伝えて子どもの背中を押してあげるのは正しいことだと思います。
新年度が始まる今。まさに「啐啄の機」です。
ナビ個別指導学院若水校の「熱を伝える」無料体験授業を是非活用してみてください。
個別に学習の相談も受けることができます。
是非お気軽にご参加ください!