小学生の国語の授業の際には、
できるかぎり音読をしています。
授業をしているとわかるのですが、
音読をするときに、
言葉の切れ目をあらかじめ意識して読んでいる方と
とりあえず読んでみて「?」となる方がいます。
「わかろう」としているか、
「わからなくていい」なのか、
この差は案外大きいです。
「わかろう」というのは知的好奇心です。
日常のありとあらゆることにおいて
この小さな「わかろう」の積み重ねがあるかないかは
大きいですよね。
「わかる」ためには「語彙」が必要です。
知らなければ考えられませんからね。
英語の勉強の前に、まず日本語がしっかりしていることが
「考える」土台をつくります。
夏休みに少しでも本や、
教科書以外の文章に触れ、
ことばを増やしたいですね。