秋田桜校のブログ
2023/05/16
秋田市のみなさん、こんにちは!!
ナビ個別指導学院 秋田桜 校です。
本日は中3数学の入り口である
乗法公式について確認したいと思います!
乗法公式は、
① (x+a)(x+b)=x²+(a+b)x+ab
② (a+b)²=a²+2ab+b²
③ (a-b)²=a²-2ab+b²
④ (a+b)(a-b)=a²-b²
の4つがありますね。
1つずつ例題で確認していきます。
①について、
例)(x+3)(x-4)
この式は、
aのところが3で、
bのところが-4です。
これを公式に当てはめると、
x²+(3-4)x+3×(-4)=x²-x-12 となります。
なぜ①の公式がこのようになるかというと、
この直前で習う「多項式の乗法」が関係します。
多項式の乗法では、
(a+b)(c+d)=ac+ad+bc+bd というように、
前の( )内を次の( )内に順番にかけています。
これを公式に当てはめると、
(x+a)(x+b)=x²+bx+ax+ab となり、
axとbxは同類項のためaとbをたすことができるので、
最終的にx²+(a+b)x+abとまとめることができます。
②③④の公式も基本的にはこの考え方で求めることができます。
続いて②③の公式について、
②の例)(x+5)²
これについて考えると、
aの部分はx、bに部分は5となるので、
x²+2×x×5+5²=x²+10x+25 となります。
また、
③の例)(2x-3)²
これについて考えると、
aの部分は2x、bの部分は3なので、
(2x)²-2×2x×3+3²=4x²-12x+9 となります。
この2つの公式についての注意ですが、
aやbの部分についてはあくまで数字を表すので、
符号も入れるようなことはしなくて大丈夫です。
公式②と③は最終的な符号は統一されていますので、
そちらを覚えるようにしましょう!
最後に④について、
例)(3x+1)(3x-1)
これについては、
aの部分は3x、bの部分は1なので、
(3x)²-1²=9x²-1 となります。
この④の公式は、
2つの( )内が文字と数字は同じで符号だけが違うという状態です。
この形の式を見たら、
すぐに④の公式を思い出して、
文字と数字を2乗してそれらの間に-符号を入れるようにしましょう!
また、こちらもaとbはあくまで文字や数字だけを表し、
最終的な符号は統一です!
これらは最初のテストで必ず出てきます。
使いこなすことが求められますので、
これからたくさん練習しましょう!
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