秋田桜校のブログ
2023/06/13
秋田市のみなさん、こんにちは!!
ナビ個別指導学院 秋田桜 校です。
今週末には中総体がありますね。
出場される皆さん、頑張ってください!
また、それが終わるとテスト週間です。
決して部活がないから遊ぶ日にするのではなく、
テスト勉強に励むようにしましょう!
さて、今日は中2数学の「式による説明」に関して解説をします。
この単元は、文字式によって与えられた文章を証明をしていくところです!
それにあたり暗記事項があるため、しっかり勉強しましょう!
この単元をやるにあたって、
まずは整数の文字を使った表し方を覚えましょう。
主なものは以下です(これから出てくるmやnは整数を表します)。
◇連続する整数の表し方
・連続する整数:n → n+1 → n+2 → ......(1ずつ増える)
・連続する偶数:2n → 2n+2 → 2n+4 → ......(「偶数=2の倍数」なので「2×整数」、偶数は2ずつ増える)
・連続する奇数:2n+1 → 2n+3 → 2n+5 → ......(「奇数=偶数+1」と考える、奇数も2ずつ増える)
◇連続しない整数の表し方
・2つの偶数:2m、2n(連続しないため文字は別にする)
・2つの奇数:2m+1、2n+1(偶数と同様に文字は別にする)
・偶数と奇数:2m、2n+1(それぞれ別の文字で表す)
◇2けたの自然数の表し方
十の位の数をx、一の位の数をyとすると、
・2けたの自然数:10x+y(例えば、52=10 × 5 + 2 と考える)
・上記の2けたの自然数の十の位と一の位を入れかえた数:10y+x(52なら「25」になる)
これらが基本となります。
問題文を読んだときに、
何についての証明かをしっかり確認する必要があります。
確認したうえで使う文字式がどれかを判断しましょう。
実際の説明の仕方は以下のようになります。
①問題文に合わせて、まずは使う文字の説明をする。
(問題文の書き始めが、
・連続する3つの整数の和は→「nを整数とすると」
・偶数と奇数の和は→「m、nを整数とすると」
・2けたの自然数から→「十の位の数をx、一の位の数をyとすると」
などなど)
②説明したいことがらを式で表し、計算する
③理由と説明したことがらをを書く
上記の内容を具体的に例題を踏まえて考えてみましょう。
例題)偶数と奇数の和は奇数になることを、文字を使って説明しなさい。
【説明】
m、nを整数とすると、偶数は2m、奇数は2n+1と表せる。 ←使う文字の説明
2m+(2n+1)=2m+2n+1 ←説明したいことを式に表して計算
=2(m+n)+1 ←奇数は「偶数+1」なので、2( )+1の形に表す(かっこの中は整数)
m+nは整数なので、 ←mもnも整数で、整数+整数は必ず整数になる
2(m+n)+1は奇数になる。 ←最後の式と問題文の後半部分
よって、偶数と奇数の和は奇数になる。 ←問題文前半をそのまま書く。
(最後3行が、理由と説明したことがら)
このように書きます。
基本的に、説明の仕方は教科書や問題集の例題の真似をすることが1番です。
色々な問題に触れながら書き方を練習しましょう!
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