十和田校のブログ

化学反応式の作り方

2022/08/26

十和田市にお住みの皆さん、こんにちは(^^)/

ナビ個別指導学院十和田校です!

夏休みが明けて、学校が始まりましたね。

皆さん宿題は順調に終わらせることができましたか?

中学生さんは夏休みの途中に宿題を提出する出校日があったり、

部活があったりと、夏休みでもバタバタと過ごす子が

多かったかもしれませんね。

ナビでも夏休み期間中は、夏期講習中3生の合宿があったりと、

いつも以上に賑やかな教室でした。

中3生の合宿は2日間、重要単元を絞ってみっちり行ったのですが、

「解けると思っていたのに以外とできなかった・・。」

という声がたくさん聞こえてきました。

公立入試まで残り約7か月!

一つ一つの単元を克服して

志望校合格を勝ち取りましょう!!

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さて、今回は中学生は苦手な生徒さんが多い

「化学反応式の作り方」を紹介します!

ぜひ苦手な生徒さんは参考にしてみてくださいね♪


ポイントはずばり・・


変化前後の原子の数を合わせましょう!!

手順としては、

左右の原子の数を数える

化学物の係数をそろえる

単体の係数をそろえる

です。


例えば、水素(H2)酸素(O2)と結合して、

水(H2O)になる現象を化学反応式にしてみましょう。


①とりあえず化学反応式を書く

化学反応式は2つの物質を+で繋いで

→のあとに化学変化後の物質を書きます。

物質A+物質B→物質C

水素 + 酸素 → 水

H2 + O2 → H2O

水素(H2)と酸素(O2)が結合して

水(H2O)になるので、

変化前のH2とO2を+で結びます。

変化後の反応は→の右側に置くので、

H2 + O2 → H2O

となります。


②左右の原子の数を数える

→の左側(変化前)にある原子の数

→の右側(変化後)にある原子の数

をそれぞれ数えてみましょう。

【変化前】

H:2個

O:2個

【変化後】

H:2個

O:1個

この化学反応式では、

変化前後で酸素原子(O)の数が異なっていることがわかります。


③化学物の係数を変える

変化前後の原子の数が異なっている場合は、

化学式の係数を変えて原子の数を合わせましょう。


例の化学変化では、

水(H2O)が化学物となります。


変化後の酸素原子数を変化前の原子数に合わせるために、

水の係数を2にしてみます。

すると、

H2 + O2 → 2H2O

となりますよね。

変化前後の原子の数を数えてみると、

【変化前】

H:2個

O:2個

【変化後】

H:4個

O:2個

酸素原子数が同じになりました!


④単体の係数を変える

最後に、化合物以外の係数を合わせましょう。

ほとんどの場合、単体の係数をそろえればOKです。

先程の化学反応式では、

H2 + O2 → 2H2O

変化前の水素原子数が少ないですよね。

なので、変化前の H2 の係数を2にすると、

2H2 + O2 → 2H2O

となります。

変化前後の原子の数を数えてみると、

【変化前】

H:4個

O:2個

【変化後】

H:4個

O:2個

原子数は等しくなりました!


これでこの化学反応式は完成です。


化学反応式が苦手な生徒さんはまず、

「変化前後の原子の数を数えて、

係数を合わせる」ことを意識して、

化学反応式をつくる練習をしてみてください!


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ぜひお気軽にご相談ください!



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