佃校のブログ

新生活に慣れてきた頃

2024/05/15

地域のみなさま、いつもお世話になっております!

ナビ個別指導学院佃校です!

さて、夢のようだったGWという長期休みが明け、新生活にも慣れてきた頃に起こりやすい現象について今日はお話ししてみようと思います。

特にこの5月という時期は、俗にいう「五月病」が発生すると言われていますが、、

そもそも五月病とは?

「主に新生活を迎えた新入社員や学生などが春から夏にかけて感じる、ストレスや疲労からくる不安や抑うつの症状を指し、これらは新しい環境や新たなステップへの適応によるものが一般的。」

だそうです。

ふむふむ。

ただこれは、5月に限らず、物事の継続における中だるみの期間についても同じことが言えると思います。

モチベーションや集中力が長期的な活動や目標に対して波があるという特性に連動しており、人間の集中力やモチベーションは一定ではなく、時間の経過や外部の要因によって変化するということ。

個人的に塾長の私は「モチベーション不要論」の人間なので、やる気に左右されることなく、どうやったら物事を継続させられるかというのを自分の特性に合わせて考え、出来ることからやっていく方が良いと、自身の経験から考えています。

やる気を上げるために自分自身を動機づけしたり奮起させることもやり方としてはありですが、どうもこれだと単発的なものなので長続きさせるのが難しい。

ではどうやってやる気に左右されず、目標達成に向けて励んでいくのか?

まず初めに大切なのは、

1、目標の置き方:

本当にそれが自分自身のやりたいこと、叶えたい目標なのかを確認すること。

誰かに言われた目標ではなく、それは本当に自分の心が望むものなのかと、自分に問うこと。

この、一番初めにさらっと済ませがちな、そしてなんとなくで置きがちな目標設定こそが案外、継続を困難なものにさせていることが多かったりします。

目標は一度立てたらその後変更できない、変えたらだめなんてことはありません。

この世は無常、私たちの心も常に移ろいゆくものです。

自分しかわからない心の声に耳を傾けられるのは自分しかいません。

ですので随時、そして逐一、定期的に自分の心と向き合い、目標の確認をすることが大切です。

やりたいこと、夢や目標が変わっていたら、その都度目標を修正し、また前進すればいいのです。

2、ルーティンの変更:

目標が決まったら次はそれに向けてやるべきことを考えると思いますが、ここで大事なのは、無理なく始められることから始めるということ。

例えば受験勉強。

『よーし、受験に向けて明日から一日2時間追加で勉強するぞ!』

なんて意気込んでも、これまで受験勉強のために一切時間を確保していなかった生徒がいきなり2時間の勉強量を増やすというのは現実的ではありません。

ですのでまずは一日30分でも、これまで0だったのであれば少しずつ量を増やしていくのが最適です。

中にはまずは一日10分、なんて生徒もいてもいいのです。

それがその生徒にとっては大きなステップで、前進なのですから。

勢いに任せてやってしまっては継続しないのがオチですので、継続できる適切な量を自分の日頃の学習習慣や勉強量から考え、そして勉強する時間帯も決めてしまうこと。

そして人は場所と時間に依存しやすい生き物ですので、勉強する場所も決まったところで行うのがGOODです。

集中できる環境はどこか、集中できる時間帯はいつか、これも最初に決めちゃいましょう!

あとはそれを習慣化させるべくまずは3日、1週間、そして1か月、3か月と継続していくこと。

ただなんとなくで始めるのではなく、しっかりと自分で「決める」ことが大切です。

3、成果の可視化:

目標達成に向けて進捗や成果を定期的に振り返ること。

自分ができたことにしっかりと目を向け、また、できなかったのであればその原因を探ること。

そして次に繋げるのです。

この時に大切なのが、「出来なかったことばかりに執着したり、自分を責めたりしないこと」です。

出来たことに加えて出来なかったことも振り返るのは、あくまでも原因を探り、次に繋げるためだけです。

自分の欠点に目が行きがちなのはこれも人間のある種特性です。

それを理解した上で、まずはできたこと探しを習慣付けるのです。

とはいっても、なかなか自分で自分を客観視したり、ましてや自分で自分を褒めたり(ここまでできたら最高です)できない、なんて思う方もいるかもしれません。

初めは自分一人でやらなくても大丈夫です。

そのためにナビにはおせっかいな先生たちがいます。

普段学校では見られない、しっかりと見てもらえない些細な変化や日々の成長、その過程をおせっかいな先生たちは見ています。

人は自分のことをわかっているようでわかっていないことの方が多いからですね。

客観的に見てもらい、その中で自身の成長を受け止め、認めることが大切です。

そして自分自身で自分のことをよく見れるようになってくると、いずれ振り返りも自分自身で(一人で)できるようになっていきます。

物事の継続、習慣付けというのは簡単なものではありません。

時には人の力を借りると思いの他、あるいは想像以上にうまくいくことが多いものです。

特に受験生たちは、これから高校入試に向けて約10か月間という長い道のりが待っています。

そこを一人で自走出来たら最高ですが、なかなか一人だと前に進めない時期も出てくるものです。

大丈夫です。

ここには一緒に伴走してくれる先生たちがいます。

自分の人生を切り拓けるのは自分自身いかいません。

そして誰もがその力を持っています。

自分の望む未来に向けてしっかりと歩んでいける力を、ぜひここで一緒に育んでいきましょう!

"We can create the life that we want"

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