南柏校のブログ
2025/03/13
柏市、酒井根、光が丘、松戸市のみなさまこんにちは!
おせっかいな先生と「じぶんでできた!」に導く塾、ナビ個別指導学院南柏校です。
小学校の頃はそこそこできたのに、中学になって急に数学の成績が
悪くなる子がいるものです。
たいていの場合、1学期で症状は現れます。
見極める単元は中1の「文字と式」です。
中1の数学は「正負の数」という単元から始まります。
「マイナスの数」の概念を学ぶところですが、これは
小学校時代の積み重ねとは関係ないのでそれほど重視しなくてもいいです。
その後の「文字と式」。これはセンスを培ってこなかった子はバタバタ
倒れていく単元です。
できないまま放置すれば致命傷、対処が必要です。
これができない子は最悪分数まで戻らなくてはなりません。
小3で習った「分数」が、小5で「割合」になり、小6で「比」に。
中1で「文字と式」と「方程式」になって、中2で「関数」になります。
これらの基本の考え方は分数ですから、分数が理解できていないと、
学習が積み重ならず、とくに中1の「文字と式」以降で大きくつまずきます。
また、小2で習う「九九」はこれらの計算に必須ですから、ここがおぼつかないと
話しにならないのです。
このように、小学校時代の算数がきちんと理解できているかどうかで、
中学校数学の明暗が分かれます。
こうした学習の「穴」を見つけて埋めるのは、早ければ早いほどいいのです。
今、子どもが高学年で、算数の点が下がってきた、といった症状が出ているなら
分数にまで学年を戻って復習を始めてみてください。