笑われるくらいの大きな目標

～在籍する高校1年生のお話～
　
理数が苦手で中2の2月、笑われるくらいの大きな目標を持って入塾してきました。
学年で30番前後、得意科目も無く、静かでおとなしく自習室でも目立ちません。勉強センスも感じません。おまけに英語も苦手です。
　
彼女の目標は、〇〇高専でした。
私も最初は「無理かな？」と思いながらも自習室に呼び続けました。周りからは笑われるので、志望校は内緒での挑戦です。
　
中3夏部活を引退後、勉強漬けの毎日に変わりました。苦手な数学の不安が彼女を駆り立てます。土日は朝6時から勉強です。
しばらく続けるうちに、点数も急上昇♬なんとなんと！11月確認テスト学年3位！中間テスト482点！J高校GS特別奨学生で入学！しました。偏差値も県内トップレベル、且つ〇〇高専よりもはるか難関高校に合格です。
　
最初は「笑われるくらいの」内緒で無謀な挑戦でしたが、『笑われるくらいの大きな目標』だから向き合えたのではないでしょうか？
『笑われるくらいの目標』だから挑戦する価値があるのではないでしょうか？（笑われない目標なら、誰でも叶えれるから頑張れなかった？かもですね。）
才能があれば、惰性で何も考えず、うまく適当な高校に進学したと思います。
　　
高校1年生の今も数学は心配らしく、テスト前は泣きベソかきながら自習室でひっそり勉強しています。おかげさまで、最近は生意気にも将来の夢は「数学の先生」らしい(笑)また『笑われるくらいの大きな目標』です。彼女なら叶えてくれそうで楽しみです。才能が無い事でより真剣に取り組めるので、それも武器だと思っています。勉強が苦手でも、克服出来る方法はたくさんあるよ！1人では難しくても「笑われるくらいの大きな目標」を一緒に実現しましょう！

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