子供のやる気を引き出す「コミュニケーションスキル」
12連発その⑤
【注意するときはまずほめてから】
私が以前教えていた生徒に、N君という、非常に感情の起伏が激しい生徒がいました。
このN君は塾に来るのが大好きで、来るといつも大きな声ではしゃいでいました。
ある日、あまりにも大きな声ではしゃいでいて、周りにも迷惑をかけていたので、私はN君をガツンと注意しました。
すると本人は非常にショックだったらしく、その後抜け殻のようになってしまいました。授業が終わると放心状態で座っているだけでした。
本人曰く、自分はちゃんと勉強しようという意識を強く持っていたのですが、思うように感情をコントロールできないところがあって、ついつい大きな声を出してしまうということでした。
N君はこうしたところも良くわかっていたので、私は
「周りに迷惑をかけるような大きな声を出すことは許さないからね。」
と伝えて、N君もそれを納得しました。
それからは、N君はついついはしゃぎそうになることがあっても、私と目が合うと自制できるようになりました。
それ以外にも注意しなければいけないところがたくさんあります。
宿題をやってこない。
話を聞いていない
遅刻してくる etc。
ただN君はストレートに注意すると、また落ちこんで何もできない状態になってしまいかねません。
そこで、N君を注意するときは、まず褒めてから注意するようにしました。
《宿題をやって来ない時》
「この前、ちゃんとやってきた時はかっこよかったね!これで今日もやってきたら、もっとかっこよかったんだけどね。」
《話を聞いていない時》
「あれっ。いつも話を聞いている人が今日はきいてないの?」
《遅刻した時》
「お!今日はかっこいい服着てるじゃない!これで時間どうりにきたらさいこうなんだけど」
子供に注意する時のポイントは、子供に聞く姿勢を作らせておいてから注意することです。
こちら都合で言いたいことを言っても、それは響きません。むしろ注意したことに反発を受けたり、N君のように落ちませてしまうだけ。これでは注意したとしても目的を達成することにはなりません。
そこで、注意しようと思ったら、その前に褒めてあげられるところを探してみましょう。
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