夢を与えること

子供に夢を与えることは、大変重要です。

夢はどんなものでも構いません。これさえ持っていれば、コミュニケーションをとることは

簡単です。

「アナウンサーになりたい」

「へー。いいね！それなら勉強しなきゃね！日本語はもちろん英語くらいはできなければいけないからね。」

「建築士になりたい。」

「へー。いいね！だったら勉強しなきゃね！いい大学に行って1級建築士の資格を取らないと、立派なものは作れないからね」

「サッカー選手になりたい」

「へー！いいね！だったら勉強しなきゃね！特に英語くらいは話せないと、外国に行って勝つことはできないよ」

これは実際実際塾で子供と話したことです。

要は、将来の夢なんて何でもよいのです。

こっちが言いたいことは「じゃあ勉強しないとね！」

だけなのですから。

将来なりたいっていうものがあるとしたら、それが何であれ、今やらなければならないものは、勉強なのです。

ほとんどの子供が、小学生の低学年までは夢を持っていたんだと思います。

しかし、中学生くらいになると、もうすっかり諦めてしまうのは寂しい限りです。

夢なんて、そうたいそうなものである必要性はありません。

せめて、自分が行きたい学校くらいは持って欲しいものです。

そんな時こそ、親御さんの出番です。

ちょっとだけ、志望校選びをアシストしてあげて欲しいのです。

志望校はだいたい、今の成績からワンランク上ののレベルで通える範囲内にある学校がほとん

どでしょう。

それを一緒に見つけ出して、後は大人が

「～高校だったら、いい高校なのでいけるといいよね！」

といってあげるだけ。

別にその学校を詳しく知っている必要はありません。子供は大人の後押しが必要なだけですか

ら。

実際に受験直前にビックリするくらいに、大躍進する子は、行きたい学校が決まって、親御さんや塾がみんなで志望校合格をバックアップした生徒です。

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