安中校のブログ
2017/10/17
2学期中間テストで中学1年生の範囲に入っていた「文字と式」と「方程式」。
違いがわからない状態のまま進んでしまうと、今後の中学の計算問題で痛い目を見てしまうので、
今日は「文字と式」と「方程式」の違いについてお話します。
まず、「文字と式」とはその名の通り文字が入っている式です。
文字が付いている項と数字のみの項は計算できないので、
計算結果が式のような形で残ることが多いです。
そして、「方程式」とは左辺=右辺の形になっている式のことを言います。
方程式は最終的にx=〇やa=〇のようにその文字に当てはまる数字を求める計算です。
ここで注意が必要なのが、「方程式」だけでできる計算方法を「文字と式」でも使用してしまうことです。
「方程式」では計算しやすくするために、両辺に同じ数をかけることができます。
ただ、これを勘違いして「文字と式」でも分数の計算をしやすくするために
分母を消せる数をかけてしまうミスをしてしまう子が多くいます。
「文字と式」で分数が出てきたときは通分して計算をしなければなりません。
これを勘違いしたまま2年になってしまうと、2年のスタートが大変になってしまうので、
注意しましょう!