桐生みどり校のブログ

【効率のよい覚え方とはなんだろうか?】

2022/07/12

学習相談をしていると、「歴史が覚えられないのですがどうすればよいでしょうか?」、「英単語のつづりを忘れてしまってテストでよい得点がとれません。」といった話題があがります。

勉強のやり方はひとまず置いておくとして、まずは勉強をしているということが前提としてあります。

勉強は質が重要とはいえ、量が足りなければいくら質のよい勉強法を知っていたとしても残念な結果になることは明確です。

それでは、記憶研究の事実に基づく効率のよい記憶の方法とはどのようなものがあるのでしょうか?

『体制化』と『精緻化』と呼ばれる二つの記憶を効率よくするための方法があります。

まずは『体制化』ですが、これは繋がりとして知識を記憶するということです。

例えば、英語の単語のつづりを覚える際に接頭語や接尾語、動詞や名詞といったカテゴリーごとに意識しながら覚える方法です。

次に『精緻化』ですが、自分の持つ既有の知識と新たな知識を結びつける方法となります。

歴史の人物を覚える際に漫画の登場人物で同じ名前のキャラクターがいるなと考えることなどがもっとも簡単でしょうか?

実際には、こういう知識を得ても実践できないのでは意味がありません。

また、その方法で効果があがらなかった際は他の方法に替える必要があります。

個別指導でそういうところまで指導できることは大きなメリットと言えます。

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