桐生みどり校のブログ

心理学シリーズ やる気って何だろう(4)

2022/12/10

本人の持つやる気の元がどこにあるのかということが、勉強の方法や粘り強さなどに関係して成績に影響を与えるということがわかっています。

2つのやる気の元に分けられるのですが、

1つ目は内発的動機づけと呼ばれ、「今の自分より成長したい」、「やっていることそれ自体が楽しい」など自分本位の有能感や興味が元になります。

もう1つは外発的動機づけとされ、「頑張ればおこずかいが貰える」、「勉強をやらずに怒られるのが嫌だ」という自分の外にその源が存在します。

内発的動機づけ、外発的動機づけ、いずれにせよ、やる気を強く持っていれば勉強を行うことになるので成績は良いものとなります。

しかし、外発的動機づけは消滅する可能性があります。例えば、この前はおこずかいや欲しいものが買ってもらえる約束をしたので頑張れたが、

もしその約束を今回はしてくれなかったらあなたならどうしますか?おこずかいが貰えないなら勉強をやらないという人が多いのではないでしょうか?

それに対して、内発的動機づけは直ぐに消滅することはありません。そういった面から見たら内発的動機づけは継続や粘り強さに関係するといえます。

また、勉強をやってゆくストレスも低くなることは想像するのは容易であると思います。

ただ、内発的、外発的の種類を変えるのは難しいので、沢山のやる気を自分で意識することが大事なるはずです。

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