渋川校のブログ
2020/12/15
皆さんは勉強をするとき何を意識していますか?
勉強はいかに知識を頭に入れてそれを活用できる準備ができるかなので、使えない知識を詰め込むのはかなりもったいないですよね。
ただ、私は基本的には使えない知識はないと思っています。
重要なのは「勉強した自分自身がその知識を必要としているものか」です。
勉強をたくさんすることはとても素晴らしいことだと思います。
テスト勉強を長時間しても点数に現れなかった方はこの意識が不足していたのかもしれませんね。
今回はそんな問題を解決するための考え方についてお話します。
【勉強をする上で大切な意識】
それは、常にテストを意識して勉強をすることです。
当たり前っちゃ当たり前ですね笑
ですが、これがかなり重要。
テストを意識できていない人は頭に入れた知識をいつ使う知識なのかイメージできていません。
例えるなら買ったマンガをとりあえず押し入れに入れておくイメージ。
これでは読みたいときに取り出せないかもしれません。
頭に入れた知識はテストで使うために学んでいますよね?
ですので、テストではこの知識に対してどのような問題文が出されるのだろうと想像してみてください。
そうすれば単語の丸暗記も工夫が必要になってきます。
例えば「関ケ原の戦い」という言葉を覚えたとします。
この単語を覚えても聞かれたときに答えられなければ意味がありません。
そこで「関ケ原の戦い」の関わる知識を整理します。
・1600年に起きた。
・石田光成率いる西軍と徳川家康率いる東軍の戦い。
・徳川家康率いる東軍の勝利。
(・その後1603年に徳川家康は征夷大将軍に任命されて江戸幕府を開いた。)
これぐらい押さえておくとテストでは点数につながると思います。
そして、皆さんここでよく言うのが「こんなに覚えられない」です。
正直私も昔は思っていました。
ただ、人間は不思議なもんで複数のつながった知識は意外と覚えやすいものです。
特に歴史みたいな出来事に順番があるものはめんどうだと思ってもその流れを意識しておくとかなり覚えやすさが違います。
このようにつながった知識がいくつかあれば問題によって聞かれ方が変わってもしっかり答えることができそうですよね。
どうせ覚えるならとことん覚える。
二学期期末テストで悔しい思いをした方はこの冬休みにテストを意識して勉強して休み明けのテストでリベンジしてやりましょう!