渋川校のブログ

新中学1年生の保護者さまへ

2021/01/20

毎年、新中学1年生のお子さんと保護者様でおこる衝突を見ています。

保護者様からすると中学生になったのだからそれ相応の勉強量をしてほしい。

そして、テストで結果を出してほしい。

子供からすると「小学生のときよりはやっている...」「前のテストに比べて点数が上がっているのに怒られる...」

お互いの意見がすれ違い衝突します。

ただ、実はこの状態はなぜこうなってしまっているのかを理解できれば衝突は避けられます。

今回はそういったお話をさせていただきます。

 

【すれ違いの原因①】親子間で状況のとらえ方が違う。

まず、保護者様のほとんどが中学にあがると点数と順位を見ますよね。それってお子さんは知っていますか?

お子さんからすると順位を見られているなんて言われていないのに急にテスト結果が出たとたんに順位の話をされても困ります。

まずは、親子間で事前に話し合いをしておきましょう。

 

【すれ違いの原因②】比較の仕方が親子間で違う。

保護者様としては中学に上がると毎回順位でテスト結果を判断されていると思います。

ただ、小学生の頃にそんな見方をしてはいませんよね?

小学生の頃は前のテスト結果に比べて点数が上がったかを見ているのでお子さんの成長度合いしか見ていなかったと思います。

しかし、順位というのは残酷でお子さんが成長してもまわりも同じように成長していれば変化がないように見えます。

順位が上がらなかったことを中心に叱ってしまうとお子さんの努力を否定することになりかねません。

そうなってしまうと勉強嫌いに拍車がかかります。

結果より先にお子さんがテストに向けて取り組んだ努力を誉めてあげてください♪

 

【すれ違いの原因③】目標が違う。

お子さんが60点を目指しているのに無理に80点を取らせようとしていませんか?

そうなってくるとお子さんは「自分の意見は聞いてもらえない」と判断して口を開く数が減ってきます。

目標はあくまで本人が目指すべき場所です。

目標が低すぎれば当然修正しても問題ありませんがあくまで本人が目指せると思う範囲内にとどめておきましょう。

 

すれ違いになる前に親子間でしっかり話をしておくだけでもかなり状況は変わってくると思いますのでぜひ中学に上がる前に親子で話し合いをしておきましょう。

すでにすれ違い始めているという方でも遅いことはないと思いますので話し合いをしておくといいですよ!

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