本日は、小学校６年生に向けてお話をしていきます。

後数か月すればもう中学１年生になりますね。

ナビでも小学校低中学年の頃に入塾した生徒がもう中学生になります。

本当に子供の成長は速いと改めて感じます。

さて、本題に入りたいと思います。

保護者の皆様は、小学校４年生から習う「工夫して計算しよう」という内容はご存じですか？？

小学校４,５,６年と４年生からは毎年何かの単元に不随して出てくる内容です。

例題を元にどのような内容か、簡単に説明をしていきます。

例題）　次の問題を工夫してけいさんしなさい。
①１２×４＋３８×４＝（１２＋３８）×４＝５０×４＝２００
②（１００＋４）×８＝１００×８＋４×８＝８００＋３２＝８３２

このように計算の順序を変えて計算することでできるだけひっ算を使用せず、計算をスムーズにしていくという内容です。

小学生には理解するのがとても難しく、指導する側も教えるのが難しい内容です。

この２つの計算、保護者の方々は中学生の頃見た覚えはありませんか？？

そうです！

①は中学３年生で習う因数分解で、②は中学１年生で習う分配法則です！

中学生になって分配法則・因数分解を初めて習う、と思われる方が多いと思いますが

実は今は小学校でその基礎となる内容を習うのです。

ちなみにその他にも小学校で習う内容、特に算数は中学・高校の内容に繋がっていくものばかりです。

つまり、

「小学校で習う内容はとても大事なので今のうちにしっかりと理解しておきましょう！」

「遅れている内容に関しては今のうちにしっかりと取り戻しましょう！」

ということです。

中学校に上がってから小学校の内容を取り戻すのはとても大変です。

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