府中校のブログ
2022/09/20
今日は、『ノートの取り方』についてお話していきます。
普段授業の中で、生徒のノートの取り方を見ていて
気になる点がいくつかあります。
教科特有のものもありますが、殆どは全教科共通で
改善できるポイントになります。
まずは、すぐに改善できるものから紹介します。
★
① 日付・ページを書く!
後で見直すことを前提としていないノートの取り方がとても目立ちます。
見直したいときに
「あれ?どこに書いたっけ?」となると
非常に時間がもったいないですよね。
最低限、日付とページは書くようにしましょう。
② スペースを空けて書く!
「ノートがもったいない」という理由で、
行を詰めて書いている生徒もよく見られます。
悪いことではないのですが、詰めて書きすぎたために
逆に何を書いているか分からなかったり
間違えたときに正しい解答を書くスペースが
無かったりする場合があります。
出来るだけスペースを空けて、後から色々なことが
追加して書けるようなノートにしましょう。
★
この2点は、すぐにでも出来ることです。
是非実行してみてください。
次に少し時間が掛かるかもしれない工夫のポイントです。
★
③ 教科書の図などは写さずに出来るだけ自分で考えて書く!
教科書の図をそのまま写すことにあまり意味はありません。
それならば教科書を見れば良いです。
文章や問題から分かることを図式化したりすることに
時間を割きましょう。
例えば、数学だと関数のグラフや道のりの問題を
簡単な図にして考えたりすることです。
④ 説明を自分なりの言葉やイラストで分かり易くまとめる!
自分の中で分かり易くするための補足の言葉を入れたり
イラストに簡単にまとめたりという工夫もあります。
ただこれは、難易度も高く時間も掛かるので
まずは上記の①~③を意識して書くようにしましょう。
学校の板書を①~③を意識しながらノートに書けるかで
その単元の理解度は大きく変わります。
それはなぜでしょうか?
「考えているから」です。
ただ見えたものを写すだけでは
脳もあまり動いていないので覚えも薄いのです。
ただ、一所懸命に板書は取っているので達成感はあります。
これにより「頑張ったはずなのに覚えてない」
という現象が起きます。
写すだけでは覚えません!!
考えながら書くクセをつけていきましょう!