福山西校のブログ

中学までに押さえておきたい「工夫して計算する」の大切さ

2024/02/08

福山市・尾道市のみなさん、こんにちは!!!
宮前町の学習塾
ナビ個別指導学院 福山西校です。


本日は、小学6年生の皆さまとその保護者の皆さまに向けてお話しします。

気づけばあと少しで中学1年生になりますね。

小学校から入塾してくれた子たちがいよいよ中学生になるかと思うと、感慨深く思います。

改めて子供の成長は速いと感じております。


さて、本題に入るのですが、皆さん「工夫して計算しよう」という内容はご存じでしょうか。

小学校4年生から6年生にかけて、何かの単元と一緒によく出てくるものです。

どのような内容なのか、例題とともに簡単に説明していきます。


<実際に問題にチャレンジ!>


【例題】次の問題を工夫して計算しなさい。


①12×4+38×4

②(100+4)×8


では、少し考えてみましょう!


ちなみに「工夫して」と問題文に書かれていますから、


①12×4+38×4=48+152=200

②(100+4)×8=104×8=832


このように
ストレートに計算してはいけません。

これでは何の工夫もなく、そのまま計算しているだけですからね。

さらにこのやり方だと、多くの人は12×4、38×4、104×8の計算で筆算を使わないといけないでしょう。

少し面倒くさいですよね。


<正解と「工夫して計算する」の意味>


では、答え合わせです。

【解答】

①12×4+38×4=(12+38)×4=50×4=200

②(100+4)×8=100×8+4×8=800+32=832


このようにして計算します。

「工夫して計算する」というのは、すぐにそのまま計算をするのではなく、計算しやすいように自分で式を変えてから計算するということです。

今回は、4年生で習う「計算のきまり」の
(▢+〇)×△=▢×△+〇×△ を使う問題でした。

すごく大切な内容なのですが、理解するのが難しい内容でもあります。


<実は中学で習う〇〇です>


ところでこの計算のやり方、保護者の皆さまはどこかで見た覚えはありませんか?


そうです!

①のやり方は中学3年生で習う因数分解で使い、
②のやり方
は中学1年生で習う分配法則のことです


中学になって初めて習うと思われがちですが、実は小学校でその基礎となる内容を習っているのです。

その他にも、小学校で習う内容は中学・高校の内容に繋がっていくものばかりです。


<まとめ>


いかがでしたしょうか。

この記事を読んで、小学校の勉強の大切さが理解いただけたら幸いです。

中学生になるまでに、小学校の内容はしっかりと理解していきましょうね!



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