五日市校のブログ

間違った勉強とその対策

2022/09/27

正しい勉強とは、成績アップのために効果的な勉強のことで、

反対に「間違った勉強・あまり効果的でない勉強」もあります。

 

本日はその間違った勉強の紹介とそれを正しい勉強にする方法をご紹介します。

  

☆間違った勉強とその改善策☆

①何かを見ながら問題を解く

「何か」とは、教科書や参考書の要点などのことです。

この方法が良くない理由は、これは特に頭を使わなくてもできることだからです。

もちろん答え合わせすると〇がたくさんつきやすいですから、

自分でできた感・勉強した感は出ますが、

頭に入っていないのでテストで同じ問題が出たら解けないでしょう

①の改善策

教科書や参考書の要点を見ること自体は良いことです。

大事なのは「覚える」と「解く」を分けることです。

少し時間を使って、教科書の内容を覚えてみましょう。

その後に、何も見ずに問題を解いてみましょう。

インプット(覚えること)とアウトプット(覚えたことを使って練習)の

繰り返しで、脳は記憶していきます。

 

②1通り終わったらそのまま

学校の提出物でよくありがちですが、

ワークなどを1回やったらそのままでテストを向かえてしまうことです。

中には、そこから別の参考書に手を出してしまうパターンも。

できなかったところを放置している状態なので、

別の参考書をしたからといって解けるようにはなっていませんし、

当然テストでも解けない可能性は高いです。

②の改善策

当たり前ですが、2回目もすることです。

ですが時間は限られているので、できなかった問題・間違えた問題だけを2回目はします。

1回目で自力でできた問題を、2回目もやる必要性は薄いです。

それよりもまずは、自分の弱点克服が優先です。

2回目やってみてもできなかった問題は3回目、4回目と繰り返しましょう。

繰り返すことで、できなかった問題をできるようにしていくのです。

 

③まとめただけ

単語帳を作成したり、要点をノートなどにまとめたは良いものの、

それらを活用していない状態のことです。

単語カードを作ったり、ノートにまとめたりすることは

それなりに時間がかかることなので、それだけで満足しやすいです。

せっかく作ったのに結局あまり使われることなく、

次から次へとまとめたまま終わってしまうのは労力も時間も非常にもったいないです。

③の改善策

自分が覚えやすいように間違えた問題や単語などをまとめることは良いことです。

大事なのはその先です。

自分の力になるように、何度も繰り返し活用していきましょう。

 


もし少しでも心当たりがあれば、ぜひ参考にして改善してみてください!

意外と、今までやってきたことを少し工夫するだけで良い方向に向かったりします。

 
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