可部校のブログ

『新高校入試制度 ~今の中学2年生から~』

2021/06/11

広島市安佐北区の皆さま、こんにちは!
可部街道沿いの可部中学校近くの塾、
ナビ個別指導学院 可部校です

広島県の公立高校では、今の中学2年生から新しい入試制度に変わります。

今のうちにある程度は理解しておき、準備を始めておくことが大事です。

 

①調査書について

今までの制度では、評定はどの学年も同じように計算され、実技4教科は2倍で計算されていました。

新入試制度では、実技4教科の2倍がなくなり、3年生の評定を3倍で計算されます。

なので、1・2年生で順調でも、3年生になって油断していると痛い目を見ます。

また、3年生の学習は1・2年の内容を基礎としているので、1・2年の内容が身についていないと、3年生で点を取るのは難しくなります。

つまり、最初から最後まで頑張り続ける必要があります。

 

また、調査書に記載される内容が簡素化されます。

今までは、通知表の評定だけでなく、特別活動の記録などのその他の記載事項も表記されていました。

新入試制度では、「学校の活動」「部活・文化・ボランティア」「総合学習の時間の記録」などの、特別活動の記録が表記されません。

 

②自己表現について

今までの制度では、基本的には「学力検査点」「調査書点」の2つをもとに合否が判断されていました。

新入試制度ではこれに加えて、「自己表現」というのが、新たに入ってきます。

「自己表現カード」を作成し、面談方式で実施されるもので、平たく言えば「面接」です。

 

先ほど、調査書の記載が簡素化されるとお話しました。

ようは、今までは調査書に記載されていたような「特別活動」について、面接の場で自己表現しないといけなくなる、ということです。

多くの生徒さんは、面接で話したり、自分の強みを自分で自己表現したりといった経験があまりないと思います。

なので、普段から準備をしておくことが大事になってきますね。

 

今のうちから、部活や総合学習、ボランティアを通して話すネタをストックしておくといいと思います。

何か目標を決めて、目標達成に向けて計画を立て、実行する、というのもありですね。

ただ漠然と日々を過ごすのではなく、「面接の場で話すとしたら」という意識を少し持って、取り組んでいきましょう。

 

他にも新入試制度について大事なお話もありますが、今回は特に「今知っておいたほうがいいこと」を中心としたお話でした。

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