みなさんは「量質転化」ということばを聞いたことはありますか?
これは、「たくさん量をこなすと質が上がる」という意味で、
仕事関係の本などでよく目にすることばなんですが、実はこれ、勉強やスポーツにもいえることなのです。
例えば、野球の素振りです。
打率の高いバッターは、途方もない回数の素振りを日頃から繰り返しています。
その結果、無駄な動きはそぎ落とされていき、ヒットを打つための最適なフォームが身についていきます。
では、勉強ではどうでしょうか?
やること自体はとてもシンプルです。
・英語の点数を上げたかったら、まずは単語をたくさん覚える
・国語が苦手なら、たくさんの語句を覚える
・数学のケアレスミスが多いなら、似た問題をひたすら解く
量をこなすからこそ、勉強のやり方が分かってきて質が上がる。
質が上がると、さらに量をこなすことができる。
良いサイクルを生み出すことができるのです。
「まずは効率を考えてから・・・」などと言いながら何もしないのではなく、
「まず、やる」
効率的、効果的なやり方は結局やってみないと分からないのです。
もちろん、質は大切です。
間違った努力というのは存在しますからね。
その努力が間違っていないかどうか、不安な方はいつでも相談をしにきてください!