新涯校のブログ
2021/06/12
福山市のみなさま、こんにちは。
学習塾のナビ個別指導学院新涯校です。
広島県の公立高校では、
今の中学2年生から新しい入試制度に変わりますね。
今のうちに理解しておき、準備を始めておくことが大事です。
大きく変わる2つについて、今日はお話し致します。
①調査書について
今までの制度では、評定はどの学年も同じように計算され、
実技4教科は2倍で計算されていました。
新入試制度では、実技4教科の2倍がなくなり、
3年生の評定を3倍で計算されます。
3年生の学習は1・2年の内容を基礎としているので、
1・2年の内容が身についていないと、
3年生で点を取るのは難しくなります。
つまり、最初から最後まで頑張り続ける必要があります。
また、調査書に記載される内容が簡素化されます。
今までは、通知表の評定だけでなく、特別活動の記録などの
その他の記載事項も表記されていました。
新入試制度では、
「学校の活動」
「部活・文化・ボランティア」
「総合学習の時間の記録」
などの、特別活動の記録が表記されません。
②自己表現について
今までは「学力検査点」「調査書点」
の2つをもとに合否が判断されていました。
新入試制度ではこれに加えて、
「自己表現」というものが、新たに入ってきます。
「自己表現カード」を作成し、「面接」方式で実施されます。
前述の通り調査書の記載が簡素化されるため、
「特別活動」については、
この面接の場で自己表現する必要があります。
面接で話す、自分の強みを自己表現する
といった経験の場を得ることは難しいので、
普段から準備をしておくことが大切です。
例えば、部活や総合学習、ボランティアを通して
話すネタをストックしておくといいと思います。
「面接の場で話すとしたら」という意識を少し持って、
取り組んでいきましょう。
今回は「今知っておいたほうがいいこと」を中心としたお話でした。