伊川谷校のブログ
2019/08/23
神戸市西区、明石市のみなさんこんにちは!
ナビ個別指導学院 伊川谷校です!
皆さまは最近、周りの方に褒められたり、褒めたりしましたか?
私はナビで講師を経験して、教室長になった今までずっと、
「褒めること」を意識しています。
なぜなら、生徒のやる気が上がり、成績も上がるからです。
・テストの成績UP!
1925年に行われた実験で、テストを返すときの先生の態度で、
次のテストで成績がどれくらい上がるのか、というものがあります。
一人ひとり名前を呼び、みんなの前で褒める場合、71%の生徒の成績が上昇しました。
一方、完全に無視した場合は5%しか上昇しなかったそうです。
こういった研究の結果もあり、ナビでは褒める授業をしています。
これらは塾だけでなく、是非ご家庭でもやっていただきたいことでもあります。
本日は、ご家庭でも出来る「状況別褒めテク!」を紹介いたします!
・保護者様がご家庭でご指導される場合
出来る問題よりも出来ない問題に目がいってしまいがちです。
しかし、出来た問題をしっかり褒めてあげてください!
「すごーい!」「よく覚えていたね!」「やっぱり家の血筋は頭の回転速いなぁ!」
こうした褒めが、次のやる気に繋がります。
ここで一番やってはいけないのは、
「どうしてこんな問題もわからないの!」です。
この言葉をかけていたら、子どものせいにしてはいけません。
お子さんの成績を下げているのはその言葉です。
・一人で部屋にこもって勉強する生徒さんの場合
部屋でケータイをいじったり、
ゲームをしているかもしれないという不安はあります。
もしかしたら本当にそうかもしれません。
そんなときこそ、褒めてあげてください。
「勉強してたんだねー!集中してるじゃん!」
「ケータイの誘惑があるのにスゴいね!」
これらはサボっていた場合も有効的な言葉です。
「後でノートみせてね!」を付け加えましょう!
もし、サボっている現場に遭遇しても、怒らないでください。
「なんでゲームなんかやってんの!」
これは怒りをぶつける。思い通りにいかないからムカついているんです。
怒りをぶつけられた人は絶対に動きません!!!
「目の前にゲームあるとなかなか集中できないよねぇ~!どうしたら集中できそう?」
一度ちゃんと肯定してあげることが大切です。
・一切勉強するそぶりが無い場合(勉強しないことを威張っている・恥ずかしくない)
家で勉強している姿が見えないのでなかなか褒めにくいですよね。
そんなときはテストの点数を見てあげるとよいです!
例えば40点だったら。
「家でまったくやってないのに4割もできたの!?」
こんな風に、〔やれば出来る感〕をお子様に自覚させます。
「提出物しっかり出してるじゃん!」だとか、
「体育いつも5とれてるね!」だとか、
とにかく、褒めるところがヒトツもない!ってお子様は絶対にいません。
人間、出来ないところにどうしても目がいくものです。
こうしたらいいのに・・・と思うところはもちろんあると思います。
そんなときは3:1の法則!
褒め3 対 改善案1 の割合を意識すると良いです。
こうしたらいいよ! という親の意見を「うるさい!」と捉えるのは、
お子様の自己肯定感の不足と、単純に反抗期というのもあります。
いかがでしたでしょうか?
他にもパターンはありますが、代表的なパターンを紹介させていただきました。
全体を通して共通することは、
「肯定してあげること」
この一点に尽きるかと思います。
長文でしたが、読んでいただきありがとうございます。