伊川谷校のブログ
2023/09/15
お題のように「成績アップ」とありますが、勉強しているのに思うように成績が伸びなかったり、むしろ下がったりと伸び悩んでいる子に伝えたいことがあります。
内容は大きくまとめると以下の2点です。
①成績を上げるためには工夫が必要なこと。
②練習量を増やすこと。
上記2点を理解したうえで学習に励んでいただければ成績は上がります。
まず、
①からお話ししますと、闇雲に勉強していても成績は上がりにくいです。
成績を上げるためには、テストや模試の結果等から出来ていなかった単元や問題系統を分析してから復習することが必要です。また、演習内容の見直しも必要でしょう。例えば、学校や塾で授業を受け、理解出来ていて一人でも出来ることや記憶できていることは演習対象から一旦外しましょう。忘れると困るからといって、既にできることを何度も繰り返し練習することは大きな時間のロスに繋がります。今出来ていることはテスト前にさらっと見返すだけで大丈夫です。
出来ていなかったことだけに的を絞って反復練習するべきです。(ノートまとめに時間を掛け過ぎないように)
加えて、家での学習内容と塾(自習室)での学習内容を分けましょう。家では一人でも出来る暗記問題、塾では質問が必要になりそうな問題、といったように、少しの工夫をするだけで「勉強の質」を上げることができます。ただ、その行動が定着するまで2~3週間の時間がかかりますので、頑張って習慣づけれるように学習計画表を作ったりして行動できる体制を整えておきましょう。
そういえば、夏のCKC学力テストの結果が返ってきていましたね。(CKC学力テストはナビで年に3回行われる全国テストで、小学生も偏差値や順位が出ます。)
前回よりも成績が上がった子もいれば下がった子もいます。とても良かった子もいましたね!!
せっかくなので、今日のお話しで心当たりのある方は今回のテストをきっかけに何が出来ていないかを分析してから、反復練習してみてはいかがでしょうか。
続いて②ですが、
簡単に言うと、練習量を上げないといけないので時間だけを増やしても意味が無いですし、テスト勉強や苦手単元の練習準備に時間を掛けても意味が無いということです。
ノートまとめや教科書内容をノートに丸写ししている子っていますよね。それって、相当時間を取られるはずなんです。時間を掛けたわりにテストでは点数を取れていなくないですか??
決めた時間の中で出来るだけたくさんの練習量をこなすことが成績アップの秘訣なので、「準備にばかり時間をかけるのではなく、問題を解く(練習する)こと」に時間をかけましょう。
宜しければ参考にして下さい。