伊川谷校のブログ
2024/10/02
中学校へ入学してからの勉強
[1] 学習習慣を付けよう
学習習慣を付けるには 1 年生が最大のチャンスである。部活動が始まると同時に学習習慣
を付けていくことで、始めからリズムを付けてしまいましょう。
1 年生の勉強内容はそれほど難しくないので、1 年生のうちはそんなに差が付かないように
思えるが、学習習慣が付いているかどうかで 2・3 年と学年が上がるごとに影響が出てくる。
[2] 教科ごとのポイント
【英語】
スタートでつまずくと大きく出遅れてしまうので、とにかく英語だけは毎日練習を忘れな
いこと。最初は簡単でもそれに気をゆるめると勉強が大変になる。
【数学】
算数と同じように考えないこと。数学は教えてもらうものではなく自分で考える教科。毎
日の復習がとても重要になる。
【国語】
本をたくさん読むことで 2 年後、国語力が大幅にアップする。
【理科】
実験をおろそかにしないこと、そして常に「なぜ」と考える癖をつけることが大切。
【社会】
覚えることが得意ならたくさん覚える。覚えることが苦手なら「なぜ」や物事の「つなが
り」を考えながら勉強すると良い。
[3] 授業の予習・復習を習慣づけよう
中学校の授業が始まったら、予習と復習を毎日しましょう。小学校とは違い、テスト前の
復習だけではなかなか点数が取れない。また授業が進むスピードも速くなるので、毎日の
復習がとても重要になってくる。教科書やノートを読んだり、ワークを解いてみたり習っ
たことを身に付けましょう。
習慣を付けるには、毎日勉強を始める時間を決めること。最初は少しずつで良いので、無
理のない程度に時間数や量を増やしていくと良い。
次に、何曜日に何をするかを、学校の時間割と合わせて決める。日曜日などの授業のない
日は、特に苦手な教科の勉強にあてると良い。
分からない問題はそのままにせず、教科書で解き方を確認してもう 1 度挑戦することが大
切。
[4] 定期テスト
中学生になると、「中間テスト」や「期末テスト」など定期的にテスト(呼び方は学校によっ
て異なる)が行われる。2 ヶ月かけて習った内容がテストに出されるので、他の皆もテスト
前はしっかり復習をしてくると思って構えておくこと。
苦手な教科・単元はまず、教科書の例題など基本の問題から勉強を始めてみましょう。応用
問題を解くにはまず基礎を固めることが大切。基礎が固まったら、難しい問題にも挑戦し
てみましょう。得意な科目は、問題集でたくさん演習すると良い。
また、勉強は毎日コツコツ取り組みましょう。得意な教科ばかりやらないで、苦手な教科
にこそ時間をかけましょう。ただ、苦手な教科の勉強ばかりだと、やる気がどんどんなく
なっていくかもしれない。得意な教科と苦手な教科の勉強を交互にやるのも勧める。
中学生になると、勉強も部活も色々なことが変わるので、1 年生の間は慣れるまでは大変か
もしれないが、1 年生のうちに勉強の習慣をつけてしまうと、後々勉強を進めやすくなる。
特に積み重ねが必要な英語・数学・国語は、3 年生になってあわてて勉強し始めてもなかなか
結果が出ずに苦労する人が多い。 1・2 年生の勉強をおろそかにせず、基本をしっかり理解
しておきましょう。