伊川谷校のブログ
2024/10/04
英単語の暗記方法
◆ポイント
英単語を覚える際には「イメージで覚える」こと。
1語源を知る
2英文を書いて覚える
1について
漢字は、「さんずい」がつく漢字は水に関する言葉、「きへん」がつく漢字は木に関する言
葉、とイメージがつきやすいものが多い。英単語も実は同じで、語源を知ることでイメー
ジがつきやすくなる。
これと同じように、英単語もそれぞれ意味をもつかたまりが集まることで、単語を作って
いる。単語の構成は基本的に「接頭語」+「語幹」+「接尾語」となっている(必ずしも 1
つの単語に 3 つ全てある訳ではない)。
語幹
基本的に単語の中心部分にあることが多い。ほとんどがラテン語から派生しているため、
難解な意味が多い。
「act」には「作用する」という意味があり、「action(作用・活動)」や「reaction(反応)」
の「act」がこれにあたる。「-ion/-tion(~すること)」は名詞を表す接尾語。「re-(反対に)」
は接頭語。
接頭語
基本的に単語の頭部分に付く。同じ形の接頭語でも違う意味を持つものがあるので、覚え
る際に注意が必要。
「predict(予期する)」の「pre-(前もって)」や、「impossible(不可能な)」の「im-(~
でない)」がこれにあたる。
接尾語
基本的に単語の最後に付く。
「impossible」の「-ible/-able(~できる)」や、「interviewee(インタビューされる人)」
の「-ee(~される人)」がこれにあたる。動詞・名詞・形容詞・副詞・人物など、単語の品
詞等を表すことが多いため、覚えておくと品詞を問われる問題に対応できる。
2について
書いて覚える際には、単語だけでなく例文と合わせて覚えるようにする。
例文と合わせて覚えることで、文のシチュエーションが頭に描けるようになり、「どんな場
面で使われる単語か」「文のどの語順で使われるか」ということが分かり易く、英単語単体
で覚えるよりも覚えやすくなる。
まずは1・2を意識して英単語を覚えてみましょう。
そして、毎日英単語を覚えることも非常に大事である。単語帳を一日 3 ページなど、無理
のない範囲でコツコツ学習を進めていきましょう。
一度にたくさんの単語を覚えるのは誰にとっても難しいことなので、一度覚えた単語でも
時間が空くと脳は「必要な知識ではない」と判断して忘れていく。数回に分けて何度も繰
り返すことで、脳が「必要な知識だ」と認識するので、徐々に覚えた単語が増えていく。