逆瀬川校のブログ
2019/10/08
宝塚市の皆さん、こんにちは!
教室担当の松田です。
「先生、俺、高校に合格出来るか・・・」
出来る!
「早っ!まだ質問言い切ってないやん。」
大丈夫!
高校は行ける!
志望校に行けるかはこれからの頑張り次第やけど。
「そういう事か(笑)」
そういう事。
「とりあえず安心したわ。」
喝!!!
「どうしたん、いきなり大声出して。」
Aくん、君の目標は高校合格か?
「もちろん。」
じゃあ合格さえしたら、後はどうなってもいいんか?
「いやいや、どうなってもいいわけ無いやん。」
そうやろ?
今から合格の事だけを考えてたら、後で大変な事になるで。
「大変な事?」
Aくんは合格したらどうするつもり?
「もちろん・・・」
もちろん?
「遊ぶ。」
喝!!!!!
「また喝か。」
遊んでたら、後で地獄を見るで!
「そんな大層な(笑)」
大層やない。
シンプルな質問やけど、中学校と高校、どっちが勉強難しいと思う
「そら高校やと思う。」
そうやんな。
じゃあAくんの入る高校って、どんな成績の生徒が集まって
「色々な成績の生徒と違うの?」
喝!!!!!!!
「喝はもうええわ。」
内申書でまず受験校を決めるから、ほぼAくんと同じくらいの成績
「そうか、なるほど。」
じゃあ同じくらいの成績の生徒ばかりで、中学校より難しい高校の
「挽回するのが難しそう。」
そうやろ?
力が同じようになら、最初のスタートで頑張らんと大変ねん。
しかもほとんどの高校は、入学後にすぐにテストが有ります。
「えー!大変やん!」
卒業してからの長い春休み、遊んでいたらテストは?
「点、取れないなあ。」
高校には赤点が有るから、補習授業でクラブもでけへんで。
「それはキツいなあ。」
でも同じくらいの成績ならば、最初に頑張れば?
「一気に上位?」
その通り!
余裕が出来ればクラブも?
「頑張れる。」
いいことばかりやん。
「ほんまやなあ。」
高校が楽しくなるか?楽しくならないか?
少々オーバーに言うと、Aくんのスタートダッシュにかかってるね
「そうやなあ。」
高校合格を目標にしてしまうと、どうしても合格したあと羽を伸ば
「そうなりそう・・・」
Aくんは以前から大学に行きたいって言ってたよね。
「うん。」
もう一度本当の目標を見つめ直して、合格後の事も考えよう。
「わかった。」
喝!!!
「え?何?」
言ってみたかっただけ。
「子どもか!」
10月・11月は高校生の入塾が増える時期です。
大学入試に向けての方はもちろん、定期テストの不振から、留年に
そんな入塾希望の方と話していると、必ず言われるのが
『一年生の最初から頑張れば良かった。』
という言葉。
今の中学3年生の方に同じ言葉を言わせたくは有りません。
受験生の皆さん、もう一度本当の目標を思い出して下さい。
その目標を叶えるための高校です。
最後まで頑張りましょう!